昨晩の星見
昨日の午後は、2回ほど雨雲がパタヤを通過して、まだまだ雨季だなという天気でしたが、夕焼けが見られその段階では1/3ほどが青空。
結局、雲が出ましたが20時近くから月が出て順次仰角が低くなるにつれバルコニー庇に掛からない位置まで出たので、ずい分と久しぶり、8月30日以来の月観測になりました。
結局、11時過ぎまで断続的に観測。
Φ127㎜のマクストフカセグレンにSony α1を直焦点で取付け月面の撮影中。
日本一時帰国で2倍と3倍のバローレンズを購入したので、これを用いて月面観察。
バローレンズを用いると焦点距離がそれぞれ2倍3倍になります。
この短い望遠鏡の焦点距離はL=400㎜なので、バローレンズを用いると800㎜、1200㎜になり、焦点距離5㎜の接眼鏡だと、それぞれ160倍、240倍の拡大率で天体を見ることができます。
月みたいな明るい天体の場合は、カメラのファインダーを覗くのとは比べ物にならないくらい細かいところまでシャープな月表面の地形が見えます。
鳥用のSony200-600㎜望遠ズームレンズで撮影したものです。
時間的に最初の頃に撮ったので、まだ雲の影響が出ています。写真右側の暗いところが白っぽくなっていますが、これは雲の影響です。
ピントはマニュアル。三脚に載せて撮影しています。
レンズとして完成されているためか、ピントの幅が狭く、ファインダーを覗いている時点でも、ピントが合っているということがわかる点でストレスなく撮影できます
こちらはΦ127。本当は恒星でピントを合わせて月面に向けるべきなのですが、星が出ていないので、月のクレータの見え具合でピント調整をします。何枚もピントをちょっとずつずらし、合わせてシャッタースピードも変えながら撮って、一番よかったものがこの写真。
気持ちとしてはΦ127の方がシャープに見えて欲しいのですが、どう贔屓目に見てもほぼ同様という感じです。
Φ127㎜に2倍バローレンズを付けて、これにSonyのカメラボディを直焦点で付けたもの。L=1500㎜を3000㎜相当の引き伸ばして見ている形になります。
L=1500で撮った写真をパソコン上で引き伸ばした画像より、L=3000にしてみた上記の画像の方がマシなんですが、シャープさには欠けますね。
昨晩の場合、雲を通して見ているようなところがあり、地球大気の揺らぎのためにシャープさが見られません。
バローレンズは木星とか土星を見るために購入しました。
昨晩は土星を観ましたが、雲でかすんでよく見えませんでした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。