風の向き変わる
一昨日の晩、久しぶりに月面観測できたわけですが、天気図がどう変わったのか調べてみました。
左は昨日10/5朝7時の風向きで、インドシナ半島を東から西に風が吹き抜けています。
右はこれ以前、9月頃の風向きで、西から東に風が流れていました。
東のアンダマン海で温められ湿気の多い風がタイに吹き付け、タイは雨季だったわけです
それが左のような東風に変わりました。
東風はシナ海からの風ですが、中国大陸やインドシナ半島上空を通り過ぎてパタヤ辺りに到達しますので、乾いた風なわけですね、、、だから晴れたとは言わないまでも、晴れやすい天候になったのでしょう。
タイ気象台では雨季入りをアンダマン海からの南西の風がタイに吹き付け始める時と規定しており、雨季の期間中、ずっと、そのアンダマン海からの風が吹き続けていたのが、ここ数日で風向きが変わり始めたわけです。
寒季入りはこの風が北風に変わる時が目安になります。
これは同じく10/5午前7時時点での天気図です。
天気図の上の端、タイのずっと北方に「H」高気圧があり、細かい等圧線が見えます。
この等高線がタイまでやってくると、北風が吹き、タイは寒季になります。
ただし現時点だと、等高線はきれいな形でタイには達しておらず、タイの北ラオスや中国の雲南あたりで等高線の幅が広くなり、ビルマ辺りには「L」もあり、これらが天候を不安定にする要因になるわけです。
ともあれ、タイ気象庁はタイの寒季入りを10月第4週という予報を発表し、パタヤも日々涼しくなり、星空も見えるようになってきているので、多少の揺り戻しはあるものの、
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