いわゆる「月面グー」
昨晩の月は、非常にシャープな月でした。
天頂付近にあって、ちょうどベランダの庇にかかるので三脚が使えず、手すりに肘をついて、眼窩でカメラを支える感じで撮りました。逆にいえば天頂なので大気の厚さも薄く、欠け際の特に真ん中から下側に見えるクレーター群がキレキレに写っています。
大きな月の海が見えますが、
上の海が晴れの海
中央の海が静かの海
右に丸く見えるのが危機の海
危機の海の下にあるのが豊饒の海
下記で述べるテオフィルスの右下に見えるのが神酒の海
です。
さて、いわゆる「月面グー」といって通じるはずもありませんが、テオフィルスというクレーターがあって、その中央丘がグーを突き出したような形になっていて、それを天文界隈では「月面グー」と呼んでいます。
テオフィルスクレータは真ん中よりちょっと下にあります。
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