今回購入の5冊
まずは帰りの飛行機で読む本として、日本で購入したのは4種類5冊を選択。
・失敗の本質
・猫町 他十七篇
・僕らは星のかけら
・宇宙創成
「失敗の本質」は内容がちょっと重いので、パタヤで読むことに。
機内に持ち込んだのは猫町と僕らは星のかけらと宇宙創成。
① 猫町 他十七篇 読了
萩原朔太郎の随筆/小説。
詩人ですから、詩的散文のようです。
日清戦争から太平洋戦争に向かう頃の日本。
製作年代もわからないものが混じっています。
解説によれば。新しい自分の世界を切り開くために小説に手を広げたが、うまくいかなかったものの集大成、といった感じの本のようです。小説としては失敗作かもしれませんが、さすがにそこは朔太郎なので、
時代っていうのか、第一に暗いですし、ヒロポンとかの今で言えば薬物中毒による幻想も入っているという、自堕落といえば自堕落、虚無といえば虚無。
読んでいて暗くなる本です。
③ 僕らは星のかけら
題名だけ言うと童話のような感じですが、中身は宇宙創成にかかわる純粋物理的な内容です。
趣旨としては、太陽みたいな標準的な恒星が一生を終えるまでに作る元素は元素番号26の鉄までで、これより重い元素はできません。
でも地球に住む私たちの周りには、鉄より重い元素の銀とか金、ウランまであります。
これはなぜか?ということで、結論は「私たちは星のかけら」ということ。
ラザフォードが原子核を見つけたあたりまで読んだのですが、機内が暗くなり、当然読書灯をつけたのですけれど、手元が暗く読書継続を断念。
④ 宇宙創成
これは我々が宇宙というものをどうとらえてきたか、、、という本。
今回の復路では、結局読まず。
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