オーバーステイ摘発 加速化
タイ全土で、オーバーステーによる不法滞在のかどで、数多くの外国人が逮捕されているようです。
写真は南部スラタニ県で逮捕された56歳クウェート人。
16日間のオーバーステイだそうです。
チェンマイでは31歳中国人女性が19日間の不法滞在で逮捕され、この外5人が同様に逮捕されたとのこと。
こちらは8日間のビザ切れで逮捕された米国人63歳男性の記事。
この男性は、自分がビザ切れで不法状態であることを知っていて、部屋から外出せず、食事はプロテインカプセルのみ、必要な場合は友人に電話して済ませていたとのこと。
写真はタイ東北部シーサケット県で逮捕された英国人30歳男性。
警察は男性を追跡していたようで、路上を歩いているところを逮捕。
男性は9月21日までの出国期限であったとのこと。
逮捕された男性は、9月に出国しなければならないことは理解していたが、
he loves Thailand so much he doesn’t want to leave
と警察に懇願しているようですが、
不法滞在75日間で罰金は最大2万バーツ、出国後5年間はタイ入国が出来なくなります。
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個別の逮捕事例は報道されていませんが、パタヤでもウォーキングストリートを中心に、毎晩のように警察がバー/パブに立ち入って、パスポートチェックをしているようです。
従来と違うのは、従来は周辺住民の密告等で、1年、時に10年オーダーでの不法滞在者の逮捕がニュースネタになっていたのが、昨今では警察の取り締まり強化によって、10日程度の不法滞在でも警察により摘発されると強制送還対象となっているようです。
程度によると思いますが、ビザ切れによる不法滞在でも、自らがイミグレに出向いて申告すれば罰金で済ますこともできます。実際、イミグレには専用のオーバーステイ用のカウンターもありますので。
タイ政府としては、旅行シーズンが始まるタイミングでもあり、取り締まり強化をニュース記事にして一罰百戒効果を狙っているのでしょうけどね。



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