機械の音
日本で、静音を売りにしたエアコン等が出始めた頃のお話。
海外の発展途上国では、電気機械の種類が記憶にありませんが、ガシャガシャ、ブンブンと音がするものの方が、音の静かな機種よりよく売れる、好まれる、という新聞記事を読んだことがあります。
芝刈り機だったかな、、、、
要は、音が大きい方が馬力があり、「効率よく仕事をこなす機械だ」というイメージを購入者に与えるようです。
将棋番組を見ていると、対局の冒頭や終局段階でカメラマンが室内に入り、バシャバシャシャッターを切る音がします。うるさいなあ、、、といつも感じます。
オリンピックや世界陸上で使われるようなカメラはほぼミラーレスといわれます。
1秒間に10回しかシャッターを切れないカメラより、30回シャッターが切れるカメラの方が、より躍動感のあるよい写真が撮れるわけで、これはミラーありの一眼レフカメラでは対応できず、基本、ミラーレスの独擅場になります。
という中、将棋の対局を撮影するようなカメラマンは、専属のカメラマンというより新聞記者/雑誌記者が時に応じてカメラを構えて撮影するためなのか、旧式の一眼レフを構えているようでバシャバシャバシャ、、、、
如何にも、「私は写真を撮っています、仕事をしているんです私」と、存在を示したいかのようにも思えてなりません。
音楽鑑賞会とか、動物の写真、あるいは記者会見、将棋対局場では「一眼レフお断り」の看板を設置しましょう。
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