タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

月カレンダー

 月は天文愛好者にとって毛嫌いされる対象で、星を見に遠征に行く=「新月に行く」という不文律があるくらいです。


 現代、パタヤのような光害にまみれている街の中でも淡い星雲銀河を種々の補助器具を使って見られる世の中になり、望遠鏡を月の方向に向けさえしなければ、星雲銀河などの深天体を見ることは可能になっています。


 ただし、フィルターを使って光害成分を除去するため、天体そのものから出ている光も除去されてしまうこともあり、淡い天体を見るのが困難になります。


 ということで、やはり空の暗いところに行けば、すなわちフィルターなどを使わずに天体を見れば、街中で30分間を掛けなければならない天体が5分で姿を現し、同時に街中では見えない天体も姿を見ることができるようになります。


 またここ最近、パタヤは天候不順で、夜曇り空となることが多いですが、月であれば雲間から透けて見えるので、必然、月を撮影することが多くなり、月の出入に留意することになります。

 上図は旧暦カレンダーに、自分でわかるように月の出入りを記入したもの。
① 新月は1/22でこれを挟む10日間程度が「新月期」で星見に最適
② 新月期は午前3時ごろに月が出る1/17頃から、午後23時頃に月が没する1/26頃まで
 この期間、日暮れ後あるいは日の出前に月が残りますが、
 この時期の月は細い月であり、月と反対方向を見ていればほぼ影響はないと判断。
③ 例えば1/9は午後20時頃に月の出となるため、月の見ごろは午後22-23時頃。
 早いと地平線付近の雲に邪魔され、遅いと望遠鏡の仰角が範囲外となります


 現在、南天(西天)が見える自宅ベランダと、北天(東天)が見える27階展望台で星を見ています。これにより月のある方向が重宝します。


 また月がコンドミニアムに隠されるので、星を見たければ月と反対側で星を見ればよいわけです。、、、残念ながら最近、曇りがちなので星空を見ることはなかなかできませんけども。