タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ほぼ一日、マミチャジナイ

 この鳥がカキイロツグミか、マミチャジナイかに悩んでほぼ1日。
 ジナイはツグミの古称であり、いずれにしてもツグミ科になります。
 この鳥を見つけた30分前に見たのが次の鳥。

 これは同じツグミの形であり、腹が白く白い眉を持っているのでマミチャジナイで間違いありません。

 マミチャジナイの英名はEyebrowed thrushで、Thrushはツグミの意味、Eyebrowは眉毛。
 この鳥の特徴の一つに腹がオレンジ~茶色であるということで、眉があって腹が黄色であればマミチャジナイということになります。

 ツグミの仲間にカキイロツグミがいます。
 顔周りはマミチャジナイとほぼ同じで、腹がグレーであればGrey-sided Thrushすなわちカキイロツグミになります。


 同定で時間を要したのはこの一羽だけで100枚近くの写真を撮影しましたが、腹側が写っている写真がなく、腹の色の違いで分別できませんでした。


 同定のポイントとして、
・マミチャジナイは首から上がグレーである
・マミチャジナイの上羽根は茶色、カキイロツグミはオリーブ色


 生息域だけでみると、低地から高地まで生息するマミチャジナイ、500m以上に生息するのがカキイロツグミ、、、ただし、過去データによればパタヤ近郊でもカキイロツグミが観察されている。

 結局、この写真を見ると顔の部分がグレーに見えるかな、、、ということで、マミチャジナイに決定、でもまだ何となくモヤモヤしています。


 カキイロツグミであれば初見でした。