二つの太陽
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円の写真が2枚あり、
① 左は太陽の黒点を撮影したもの。
② 右はHα輝線のみを透過するフィルタを使って撮影したもの。
①は望遠鏡のお尻に投影板を置いて、太陽の黒点を見た、、、というものの現代版です。
私の場合、既存の機材を用いると数万~10万円程度で、機材を揃えることができます。
当面数万円で機材を揃えても、10万円にグレードアップする際に機材は無駄にならないので、当面は数万円で左が観測できるように整備していくのがいいかなと思います。
②は、使う機材で千差万別のようです。
基本的に太陽望遠鏡という特殊な装置を入れ込んだ望遠鏡を用いて観測します。
カタログを調べていくと、望遠鏡の口径ごと、Φ40㎜、Φ50㎜、Φ60㎜、Φ80㎜、、、と、口径がアップするごとより精緻な太陽表面が観測できるようになり、使えるオプション(当然別途費用が必要)も増えていきます。
右の写真は、太陽表面の模様(フレア)と、太陽から噴き出る炎みたいなもの(プロミネンス)が円周上に見えます。
写真機材が右肩に記載してあって、Φ60㎜の太陽望遠鏡でフィルタを高度化しているようで、太陽望遠鏡として約80万円くらいのものがつかわれています。
観測の簡便さを考えれば、左望遠鏡と右望遠鏡を一緒の架台に載せればよいのですが、現在私の使用している架台の制限重量は約5㎏。幸い架台は2台あるので、架台を2基並べて同時運用すれば、ちょっと面倒ですが同時観測は可能になります、、、左で黒点位置を確認し、その場所で右の望遠鏡ではどうなっているかなど、同時に見られた方が何かと楽しくなります。
右の写真に至る過程で、
① 15万円程度でΦ40㎜太陽望遠鏡を買ってお茶を濁す
② 第一段階で50万円ほど投資してΦ60㎜望遠鏡を購入し、その後フィルターをグレードアップしていく
③ 最初から80万円クラスに飛びつく
太陽は季節に関係なく見られるので試す時間は十分にあり、もうちょっと考えていきたいと思います。
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