太陽望遠鏡の課題
この1週間ほど、太陽望遠鏡についていろいろ調べています。
問題点もぞろぞろ、、、
① 部品が1年で劣化する可能性がある
上記青ガラス、ブロッキングフィルターというもので、望遠鏡で集められる太陽光から適宜所用の波長を選択するためもの。
これ、1年ほどで劣化する場合があり、現時点で劣化の原因(温度、湿度、、、、)は不明とのこと。
交換費用1万円、1週間ほどだそうですが、タイから日本に持ち帰り、修繕が終わるまで日本滞在?、、、ちょっと現実的でないですね。
② 追加部品を購入する都度、望遠鏡を販売会社に送り、調整する必要がある
太陽望遠鏡については、例えばJISみたいな規格があるわけではなく、部品ごと性能にばらつきがあるようです。米国のサイトを見ると単に「通信販売で製品を販売します」というだけなのですが、一部日本の販売会社サイトを見ると、「調整するので本体望遠鏡を送ってほしい」みたいな記載があります。
これ自体、その販売会社の良心に基づく行為なのでしょうが、「大丈夫なの?この望遠鏡」と思ってしまいます。
③ 日本代理店で購入すると数あるオプションのうち、一部を組合わせた形でしか購入できない。
買う側としては安いものがいいわけですが、さりとて高性能なものがあればそれをえらびたいわけです。
日本の代理店で購入すると、この辺がセットものになっていて、時にグレードの低いものしか選べません。買う側としては使いやすいもので、より精度の良いものを購入したいわけで、じゃあ、米国から直接購入するか、、、となってしまいます。
…上図写真には2つの部品が掲載されていて「Choose an option」とあり、それぞれ3-4種類の代替え案が選べます。
④米国で生産販売しているもので、日本で購入すると為替等で割高になる可能性がある
これは単に為替だけではなく、日本販売店の手数料も加わっているのでしょうが品によっては倍半分近い価格差があります。
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最後に、、、というか、情報が少なすぎます。
値段が高いのが高性能なのか?という疑問もあり、また、コレとコレで何が違うの?というところが、販売店のカタログを呼んでもわかりません。
高いものと安いものを並べておいて、その違いがアピールされていないので、買う側としてはどちらを選ぶべきないのか不明。
結局、Webサイトを渉猟して、同様機材を購入した方の構成パーツとか、使用感についての著述を丁寧に追いかけていくしかないようです。
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