1000万Bの借金を持つ人が600万Bの宝くじに当選
先日行われた宝くじの抽選で、写真の女性は600万バーツ(約2400万円)の現金を手にし、感謝を示すために商品である500個の卵を無料で配ったという記事。
この女性の商売は市場で卵を販売するというもの。
自らの店は持たず、日々、市場に出店費を支払って商売をしている方のようです。
この記事を読んで、驚いたのは「1000万バーツの借金を負っている」ということ。
普通では考えれれない借金の額ですよね。
どうやったら市場での卵販売人が1000万バーツもの借金を負うことができるのだろうかと
店は市場の中の区画なので自分の不動産ではありません
商品在庫は鶏卵、、、仕入費が嵩むような商売でもありません
推測ですが、自動車とか、家電製品とか、自宅などを新築などしたのでしょうか、、、
タイ人と暮らす日本人の方によると、タイ人の会話は「その日の出来事」が多いようで、将来どうしようとか、そのためにどうしなければならない、などの会話はごくわずかだと。
チョット手元にお金ができると、何でもかんでもローンで購入してしまうようです。
ドンドン借金が溜まっていくわけです。
先日の発表だと、タイの家計負債は 14.9 兆バーツ、GDP の 87% に相当するとのこと。
もちろん日本人も、住宅は財産だと思うところがあって、住宅ローンなどで平均するとGDPの68%程度の家計負債があるようですけれども。
68%は平均なので、私のように負債ゼロの人もいれば、借金に追い回されている人もいると思いますが、冒頭の記事にある市場で卵を売っている商人は1000万バーツの借金を負っているわけですが、市場で卵を売って到底返せる借金の額とは思えません。
そして宝くじに当たったということで商品をタダで配る、、、
こういう人は仏さまのおかげということで寺院にも相当な額をタンブンしそうです。
そもそも、宝くじに当たったと公言しているわけで、親類縁者が寄ってたかって金をせびりに来ると思われます。
600万バーツ当選金が手に入っても、どれくらいの額が借金返済に廻るのでしょう?


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