タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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感染蔓延地域とは?

ナコンラチャシーマ県(コラート)が連休で押し寄せた人々に、14日間の自己検疫を命じたという記事。
国内移動制限の強化 - タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ


 基本はすべての人が保健関係者に現在地を連絡しなければならないようですが、中でも感染蔓延地から来た人たちに対しては、検疫を命じています。


 対象となる都県は、バンコク都、プーケット県、ノンタブリ県、ヤラ―県、サムットプラカーン県、チョンブリ県、パッタニ―県、ソンクラー県、チェンマイ県、パトゥンタ二―県の10都県です。


 このメンツを眺めたとき、中部、南部、中部、南部、中部、東部、南部、南部、北部、中部と地域で区別されていません。何に基づくのだろう、、、と興味がわきました。


 最初思い当たったのが、新規感染者を出している県で、直近1週間程度の県を選んだのでは?ということでした。 

 上の表は4/29時点の表で赤が直近1週間以内に感染者が出た都県で全部で11県あります。実はこのうち1県がナコンラチャシーマ県であり、指定された10県として、残り10県が指定されていれば、数としては合います。でも表にはチェンマイやノンタブリが入っていません。 

 これは人口比で感染者を割った表です。1位~10位まで、記事の順に並んでいます。


 ナコンラチャシーマ県は、直近で感染者が出ているかどうかではなくて、過去の発生も含めた県ごとの感染者密度の大きい順に、10都県選んで感染蔓延地域としているようです。


 この決め方だと、過去に多くの感染者を出したものの、最近、新規発生者はしばらく出ていない、、、という県から来た人も、14日間の検疫を受けることになり、逆に、ここ最近、感染がぶり返したような県が漏れる形になります、、、。


 でもまあ、ナコンラチャシーマ県がそう決めたですから、文句を言える筋合いではないのですが。


 チョンブリ県自体は、今日5/4で連続10日間、新規感染者を出していません。チョンブリ県在住者にとっては、最後の最後まで、自由に国内旅行ができない感じになりそうで、ちょっと理不尽さを感じます。