バス乗車時の各種規制
現時点で国営のBKSバスは300㎞以上の路線の切符は販売しないと発表がありました。
ただし、現時点で、県間移動は抑制されていますし、300㎞以内としてもいくつかの県境を越える形になりますから、バスの乗車にも制限や疾病予防対策が施されるようです。
以下の規制は、公共バスや公共車両を使用する運輸業者を対象とすると書いてあり、ミニバンやツアー会社が都市間で運営している民間バスはどうなるのかは不明です。順当に考えれば、同様の規制が課せられるとは思います。
①途中下車の禁止
本来的には禁止されているのかもしれませんが、目的地に近づくと、バスターミナル以外の交差点、商業施設前などで、従前は途中下車できました。これが禁止されるようです。多くの都市/県で入境規制が行われているので、確実に管理できるところでしか降車が出来なくなるようです。
②健康質問書を提出
以前、鉄道乗車に際しての健康質問書を例示しましたが、都市間バスにもこれが求められるようです。内容的には、過去2週間程度での症状とか、連絡場所程度を記入するものですが、同乗者が発症した場合の追跡等に用いられるのでしょう。
鉄道切符購入申請書 - タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ
③生理用マスクまたは布製マスクの着用、食事の禁止
車中でずっとマスク着用です。
また長距離バスだと、弁当や水、お菓子が配られますがこれはなくなりそうです。文面的には持込も✖なので、暑いタイですから、水無しは厳しいですね。
④席の間隔確保
少なくとも1メートルの間隔を空けるように求められていますので、前後をどうするかは議論がありますが、少なくとも左右だと、一席ごと空席とするのだと思います。
⑤バス内/旅客ターミナル内で走行前に検温
体温が37.5度を超える乗客は乗車を拒否されます。
⑥車内/バスターミナル内の消毒
⑦ターミナル内でのソーシャルディスタンスの確保
切符売り場と待合スペースで確保
⑧停車時には窓を開け換気する
走行中も「通気口をオンにする」とあり、外気を取り入れ、同じ空気が循環しないように配慮しなければならないようです。
上記で、ミニバンや民間バスも同様の基準で、、、と書きましたが、ミニバンは始点終点は決まっていますが、途中は基本的に、どこでも乗降可能です。ツアー会社のバスも、バンコク側はバンコクバスターミナル1か所での乗降ですが、地方の目的地側だと、乗車や降車はほぼ自由です。
これらが客が乗車のたびに運転手が検温し、健康質問書をその場で書かせる、、、という状況は想像しにくく、厳しい基準で押し進めるのか、どこかでグニャグニャになってしまうのか、何となく後者のような感じがします。
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