星座早見
昨晩もスタンバイして待っていましたが、パタヤは雨襲来。
ということで、ここ数日続く夜なべ仕事。
メシエカタログと並ぶCaldwellカタログというものがあります。
日本だとあまり知られていません。
メシエカタログは1700年代に作成されたカタログで、趣旨としてはパリ天文台台長だったメシエが彗星と見間違える可能性のある天体をまとめたものです。
カタログは星雲と星団、銀河からなりますが、メシエの当時、これらの分類は明確でなく、また望遠鏡もその後に進化しているので、ずい分と漏れのあるカタログにも見えます。
カドウェルカタログは、メシエカタログと重ならないように選んだ星雲星団銀河のカタログで、数合わせに選ばれたものもありますが、メシエカタログと合わせてみるとちょうどよい感じになります。
このカドウェルカタログも、7月時点で見えるものを整理しようと、星座アプリで現時点で見える星座から、見えるものを拾い出そうとしましたが、逆に、今見える星座のリストを作った方が早そうなので、さっそく着手。
この表は、国立天文台の資料で、星の見ごろが記載された星座一覧(一部)です。
星座アプリを使って星座一つ一つを調べて色分け。
緑が午後7時ごろにベランダから見えるもの
橙が午後11時ごろに見えるもの
青が午前3時ごろに見えるもの
赤は北天の星座
星雲星団銀河のリストはほぼすべて星座が紐付けられているので、天体を一つ一つ星図と照らしあわさずとも、属する星座を見れば、現時点で見ごろなのか否かがわかるようになりました、、、だいたい全天の4割程度の範囲が、今の時期、拙宅ベランダから観測可能のようです。
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