昨晩の金星と月
午後5時時点の空。雨季では奇跡的な青空。
夕方、日の入前にごくまれに、青空が見えるようになってきました。
10㎞先のラン島の寺院でピント調整。
明るいうちに粗々でもよいのでピントが合うことだけは確認しておかないと、いざ本番になってから、スリーブ長が足りないので延長筒を繋いだり、逆に光路長が長すぎて臓物を外したりとアタフタするので。
まず最初に西の空に金星が見えたので、金星で再度のピント調整。
前見た時は半月状態でした。これからどんどん薄い三日月となり、その後、宵の明星になります。
昨晩はASI662という視野の狭い惑星用カメラを付けての観望。
まずは赤道儀のアライメント調整。
調整作業中に望遠鏡が自動的に3点で星空を撮影し、その写真の星の写り具合で望遠鏡の軸がどれくらいずれているかを測定しますが、段々と雲が出てきて星そのものが見えず、なかなか軸確定作業に移れません。
なぜできないかという理由に、①星がそもそも見えない、②星のピントが合っていない、③露出等が不適切で星を撮影できていないなどの理由が考えられ、②と③は改善可能なので何度もやり直し。
結局、露出時間を長くし、カメラ感度を上げることにより星が写るようになり、方向性が分かったので一安心。
月は「入れた」というより「偶然に入った」という感じ。
この状態でも月面上を盛んに雲が通過中であり、まだら雲が8割近くなったので作業中止
その後空が晴れることはありませんでした。
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