クマに腕を食いちぎられる(自ら切断?)
チェンマイの北の奥、チェンダオ地区にあるクマ園で、スイス人の観光客&ボランティアの男性が、クマに給餌中、右前腕をもぎ取られ重傷を負ったという記事。
救助チームによると、被害者はいつものようにツキノワグマに餌を与えていたが、囲いの中に右腕を入れたところ、ツキノワグマが激しく噛みついて前腕をもぎ取ったとのこと。
救助チームは止血のための応急処置を行い、彼の右前腕をクマの囲いから取り出した後、直ちに治療を受けるために地元病院に緊急搬送。
別記事によれば、噛みつかれた時点で身の危険を感じ、スイス人は自らナイフで自分の右手を切り落としたとのこと。
また彼自身と右手は病院に搬送されたが縫合は失敗したとのこと。
Googleマップで調べたら、鳥見旅行ですぐわきをバイクで通ったことがあるみたいです。結構山の中で、タイでは秘境の一つに数えられるチェンダオ山の山麓にあります。
タイでこの種の事故が起きると、まず合法的に飼われていたものなのかが議論されます。
このツキノワグマは最初チェンマイのパディーン国立公園で飼育され1993年に当野生動物財団に引き取られたとのこと。
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一応、観光客でありボランティアとしていますが、その辺はあいまいに書かれています。
ひょっとしたら有料でエサやりサービスなどを提供していたのかもしれません。
ツキノワグマですからいかに人間が友好的に振舞っても、給餌中に噛みつかれそうになることはあるのでしょうし、動物大好きなスイス人なら無警戒に必要以上に近寄ってしまうこともありそうです。
日本なら管理責任が問われるのでしょうが、タイは自己責任の国なので、あまり問題にならないのかな、、、

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