タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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心の中の声が聴こえない? 「無内言症」



 はじめ「無内言症」と聞いて、なに?と思いました。
 ただ単純に「内言が無い症状」というだけの意味らしい、、、


 内言とは「頭の中で自分と会話をしている」ことをさし、「内なる声」ともいうようです。
 内なる声と言われるとちょっと宗教チックで身構えてしまいますが、要は「声を出さない独り言」という意味のようです。


 この記事では無内言症の人は人口の5~10%だそうです。
 (この研究を実施したのはコペンハーゲン大学、、、対象者はデンマーク人?)


 記事を読んで、例えば「黙読」がありますが、これって内言なのかどうかは不明です。
 黙読の場合には字面を目で追います。私の場合は声は出しませんが頭の中で音が響いています。これは会話じゃないですけどね。


 無内言症で困るのが外国語の習得らしいです。外国語の習得の際、実際に会話を始める前に頭の中で何度も反復しているようです。
 例えば私が店に行って買い物をする場合、相手はタイ人なのでまずは頭の中でタイ語の単語/文章を思い浮かべ順列を整えて話し始めます、、、この準備作業は絶対に必要です。頭の中でタイ語を発音してみて、ここはちょっとおかしい、語順はこちらの方がいいなど、日本語頭がタイ語頭を指導しています。


 ともあれ無内言症は人口の5~10%。
 今まで「内言の有る無し」などということを考えてみたことはありませんでした。
 あって当然だろと思っていました。


 例えば、フクロウと袋、桜とオクラの絵を見せて、記憶度をチェックしようとすると、同じような発音を持つ絵を覚えるのに無内言症の人は困難度が増すとも...



 ただしここでは「症」とあり、病気というか「能力欠損」のようにとらえがちですが、無内言症の人には何らかの代替え行為があるようです。
 この記事では、無内言症の人は会話をするときに絵を書いて説明しがちとのこと。