着想から成功確認まで1時間弱
いつも手軽に太陽面が見えるということで使っているCORONADO社のP.S.T.太陽望遠鏡
この望遠鏡は眼視用として設定されていて「天体カメラでの撮影は出来ない」とされています。接眼部の構造から天体カメラのセンサー位置ではピントが合焦しない構造となっているからです。
私は、天文アクセサリーのプラスチックキャップを加工してアダプターを作成し、それを接眼部とカメラの間に挿入して写真撮影しています,,,ここ1年ほど。
実はこの件に関して問い合わせがあり、いろいろとブログ上で情報を伝えていたのですが、ふと、「もっと簡単な方法があるじゃん」と思いついてしまい、ベランダを見ると太陽の日差しが射していたため、午後3時過ぎに太陽望遠鏡を組んで思い付きを検証したところ、ごくごく簡単な工夫でプロミネンス写真が撮れ、自分の技術センスもまだまだ捨てたものではない、、、と。
太陽望遠鏡の接眼部
接眼部にガムテープを巻きます。
左は天体カメラで、丸く穴が開いていますが、この径とほぼ同じくらいになるまでガムテープを巻きます
天体カメラの穴にガムテープを巻いた接眼部を押し込みます
この段階でキツキツで、接眼鏡とカメラの芯は一致しています。
これでも簡単に外れませんが、一応安全のために,,,
センスがないと指摘されかねませんが、ガムテープで天体カメラと望遠鏡を止めます
万が一カメラが落ちたら大変なことなので、安全第一で
パタヤは雨季で撮影時点でも薄曇りでしたが、天体カメラでピントが合い、無事にプロミネンスが写っています。
着想から成果確認までに1時間弱
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。