タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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昼寝で遅刻?

 昨日6/2は、終日ABEMAで将棋棋聖戦決勝トーナメント準決勝、佐藤天彦九段vs藤井聡太七段の対戦を見ていました。

 決勝トーナメントは持ち時間4時間、昼食休憩あり、夕食無しという棋戦です。


 午前10時に開始し、9時半ごろから藤井七段が長考、そのまま昼食休憩に。
 藤井七段としては、昼食休憩時間も引き続き長考しなるべく深く読む、、、といういつもの戦術でした。


 12時40分、中憩開けすぐに、9七角を藤井七段は指しました、、、この時点で、佐藤九段はまだ席に戻っていません。朝の開始は両者揃ってですが、昼食休憩開けは手番の棋士は着席していても、待っている側の棋士が着席していないことはよくあることではあります。


 藤井七段が指してから、10分、20分経過、まだ佐藤九段は戻って来ません。


 30分、40分。ABEMAは解説者と聞き手で進行しますが、手が進まないので、次の手の説明や雑談で時間を持たせますが、ネタも切れてきます。


 ネット上でも大騒ぎ。もっとも有りうるのは、昼寝での目覚まし時計の設定ミス。佐藤九段はいつも昼食後、目覚まし時計を掛けて昼寝するとのこと…誰か起こしてあげればいいじゃないか、など話は飛び交いましたが、結局、「棋士に対する助言は不可」とのようで、関係者誰も動けず。
 「横になりながら次の手を考えているのでしょう」、などと解説者も涼しい一言。


 藤井七段が指していますので、佐藤九段の持ち時間がどんどん減っています。お互い4時間の持ち時間で、いつもは藤井七段が序盤中盤で持ち時間を大幅に減らすのが常ですが、この日は佐藤九段の時計だけが進んでいきます。

 1時間を過ぎて、1時間5分後ころ、ようやく対局室に佐藤九段が戻りました。


 着席後、おもむろにお茶を飲み、塾考、貴族という異名もある佐藤九段の、まるで何事もなかったかのような振舞ではあります。


 囲碁では、休憩中に昼寝をして対局時間が残りゼロになり、そのまま負けになった棋士もいるとのこと。


 局後、佐藤九段のTwitterが更新され、簡単に一局の分析、でも昼休み何をしていたかのコメントはありませんでした。