タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

14歳バイク事故

 パタヤの隣県チャチュンサオ県で14歳女子生徒が運転したバイクがコントロールを失い、対向車線のトラックに衝突。
 少女は弟を学校に迎えに行く途中。
 タイの法定最低運転年齢は15歳


 事情は想像できます。
 タイは日本では考えられないくらい学校が遠くにあります。 
 ですから学校の送迎は父母の役割です。


 父母に仕事があれば、あるいは父母が出稼ぎで祖父母が養っていれば、バイタクを利用します。パタヤだと朝7時ごろ、バイタクに乗せられて通学する児童をよく見かけます。
 では田舎ではどうか、、、長子が弟妹の送迎をします。この時にバイクに乗っていたということです。


 一説によれば、タイの無免許は4割を越えるとか。
 田舎だと小学生低学年と思われる児童がバイクを運転しています。


 タイの田舎で「子供にバイクに乗るな」とは言えない状況があります。
 学校も黙認、見て見ぬふりです
 、、、歩いてきたら2時間とかかかるようなところに住んでいる子供たちですので。
 また父母は無免許であることを承知のうえで、子供たちにバイクを貸し与えます


 一方で、多分今回の場合もそうであったのでしょうが、『痛い目』に合っていない子供たちは乱暴な運転をしがちです。
 私が田舎道を80㎞/hr(タイの法定速度は90㎞)くらいで走行していると、小学高学年くらいがバイクで抜いていきます。


 結局、14歳以下はバイク免許年齢以下ですから、バイクでの安全運転などという教育は受けていませんし、それでいてバイクはグリップを回せばスピードは出てしまいます。


 道路へのバイクの飛び出しもよくあります。
 双方が避けますが、バイクが避ける時にコントロールを失って転倒したら、、、

 翌日も同様の事故 今回は13歳少年、朝7時半の事故


 写真に黒いトラックと白いトラックが写っています
 最初黒いトラックの側面に衝突し、反対車線側にバイクは跳ね飛ばされ、白いトラックにひかれたというもの