午前中、27階まで昇れば太陽を観察できますが、機材を一往復で持っていくのは大変なので、同じ階のエレベータホールベランダからの観察になります。

　ただしここだと隣接する商業施設に邪魔されて8時半～11時ごろまでしか太陽を見られないので、このところ太陽観察が朝の日課になっています。

　これは従来通りに露光時間を伸ばしてプロミネンスが浮き出るように撮影したもの
　現像段階で暗く仕上げようとしても太陽面の情報は無くなっています

　こちらは太陽面の細部を写し出す目的で露光時間を抑えたものを現像時に明るく仕上げたもの。
　12時～1時付近に黒点が幾つか見えています。
　冒頭の写真と比べてプロミネンスはほぼ同じように写っています。

　よく見れば細かい差異はありますが、雲が行き来する空模様なので単純に比べることはできません。

　従来通り太陽表面を写し出すべく露光時間を抑えたもの。
　太陽面は「当然？」正面が一番明るく見え、周囲に回り込んだ位置では地球方向に来る光の量が少ないので暗く見えます。
　普通に仕上げると太陽正面が明るく周縁部に近づくと暗っぽくなり、それでもプロミネンスは割としっかりと見えています。

　こちらはちょっと寝ぼけた写真になっていますが、正面の細部も割としっかりと写り込んでいます。
　プロミネンスもある程度写っていますが、前の写真よりはコントラストが小さくなっています。

　私の鳥用画像処理ソフトではできませんが、太陽光球面とプロミネンスを別処理で仕上げて合成する方法はあり、それをやるかどうか今迷っているところです。