銀座線に乗って神田須田町にある別の販売店さんへ。
　こちらのお店は特に用務はなく、各品物を見回っただけ

　最近興味を持っているのはこの斜鏡の取付金具の形式です。
　斜鏡は反射鏡からの光を受けて側面側にある接眼鏡に光を反射して送るものです。

　反射鏡の前面側にあるので、なるべく遮蔽率を小さくしたいと考えれば、取付金具は薄く細くすべきなのですが、そうすると柔な構造になり、光軸がズレやすくなります。
　観測の前に光軸調整が必須になります。

　ちなみに反射鏡筒内は黒色で塗装されていますが、写真でもわかるように多少表面で反射している（白っぽくなっている）状況です。

　こちらは20センチクラスだと日本最高峰の反射望遠鏡。
　取付金具は太く3㎜ほどあります。また円形の枠と一体成型で調整分がありません､､､ズレないから調整具はいらないという設計思想。さらに取付具に植毛紙が貼ってあり乱反射を防ぐ配慮がなされています。

　反射鏡筒内にも植毛紙が前面に渡って張ってあるので、鏡筒内は暗闇度が増しています。