タイの中古車事業不況
以前読んだ記事で、タイの中低所得者向けに販売されているピックアップトラックの販売数量が激減しているというものがありました。
この時は、「ああなるほど、だからピックアップトラックは乱暴な運転になるのだ」と
言葉は悪いですが「満足に安全教育を受けていない者、低所得者たちが自動車を手にすると、交通ルールを守っている他車がバカじゃないの?と見え、乱暴運転をするのだろう。
ピックアップトラックは廉価ですが馬力だけはありますので。
下記は上記の別の側面を扱った記事
オークション市場に買い手を待つ中古車が溢れているとのこと
年間平均、ローン未払いにより20-25万台の車が差し押さえられているが、昨年は35万台、今年は少し減少して30万台となり内80-90%が金融機関による差し押さえとのこと。
経済が低迷し金利が長期にわたって高止まりしており、特に新型コロナ期間中の債務猶予期間が終了したためもあってのことで、今後の予想として少なくとも3年間30万台が差し押さえら続けるだろうとのこと。
この影響を受けて中古車価格は昨年3割下落し、今年はさらに15-20%低下すると予想されています。
15年落ちのガソリン車の場合3000バーツ(13000円)から入札開始となり、バイクの場合だと100バーツ(440円)からとなっているようです。
一部の車両は部品どりする業者に無料で提供されているとのこと、これはオークション用の駐車スペースを確保のため。
加えて、中国がEV車両を大量にかつ廉価で輸出しているためとも。

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