台風とタイ上空の低気圧
日本気象庁の台風情報
南シナ海と東シナ海に熱帯低気圧が発生しています。
大きく見ると北東方向(左上)に動いています。
これはタイ気象台の天気図。
同様に二つの熱帯低気圧が図上にあり、赤い矢印で斜め左上の方に移動していると示されています。
大きく見るとタイやベトナムのあるインドシナ半島の方向に移動中のようです。
図中では赤い矢印で示されていますが、インドシナ半島には西のアンダマン海から東の南シナ海に抜けるように風が吹いていて、これは台風に引き寄せられている風のように見えます。
一方でインドシナ半島には2つの低気圧があり(上図では黄色く塗られています)ます。
この一枚の天気図では判別できませんが、過去の天気図を参照すると、このインドシナ半島上の低気圧も左から右、すなわち台風に引き寄せられるように動いています。
これらから見てここ数日後の気圧配置図を予測すると
・二つの熱帯低気圧は北上している
・インドシナ半島上に発生している低気圧は熱帯低気圧に引き寄せられているようだ
⇒ インドシナ半島上の低気圧は順次北上して、タイへの低気圧の影響は減じる
冒頭の気象庁の台風状況図だと7/25位には熱帯低気圧はグッと北上しており、これで半島上の低気圧もラオスベトナムの北部の方まで行ってくれれば、天候が回復する,,してほしい。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。