占いの数学
ピタゴラスはピタゴラスの定理(=三平方の定理)で数学者のように思っていますが、彼は数学を使って世の中を予測する、判断するような占いに執心していたという内容。
例えば、1984年9月13日の人は、出てくる数字を全部足すと35になり、3+5=8なので、8=マニアックな性格なのだと占う。
,,,ちなみに私もマニアックでした。
上図の中の19840913という数字の各桁を足して、出てきた2桁の数字をさらに足して出した数字が「8」。随分いい加減に出した数字のように見えます。
しかしこれを数学的にいうと、19840913は9を法とすると8と合同となるといいます。
もっと簡単に言うと、19840913を9で割ると8余る,,,ということです。
35という数字を9で割った余りは8なのですが、3+5=8と一致します。
何となくすごく不思議のことのように思えますが、9で割った余りを求める計算法として、図中に示されている計算方法は数学的に正しいのです。
この不思議さが、何やら神秘的にも見え、占いという「非科学的なこと」の理屈付けとして使われているわけですね。
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