星条旗の由来
星条旗の意匠は、
・星の数は合衆国の州の数
・横縞は独立時点での13州に由来
という程度は常識ですかね?
上記はwikiの解説にも登場する説ですが、同時に、
これが1775年12月3日から1777年6月14日の間、アメリカ国旗として使われた最初の旗だと示されています。
上記とは全く別に、私のツイッターに流れてきた図。
イギリスの東インド会社の社旗と星条旗の近似を示すものです。
上図に示される東インド会社の社旗は1707年から1801年のものだそうです。
約100年間使用された由緒ある社旗なわけです。
アメリカの独立はボストン茶会事件が契機だと歴史で習います。
この時にボストン港に投げ出された茶葉はイギリス東インド会社のインド産茶葉です。
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歴史の皮肉というか、
最初に制定されたアメリカ国旗はイギリス東インド会社の社旗そのものであり、その後制定された13州に由来するとされるアメリカ国旗も、東インド会社社旗のイメージが強く残るものであるということ,,,そしてそれが連綿と現代に繋がっているということに、興味を覚えます。
アジアの中で強くイギリスの影響を受けている国の一つにマレーシアがありますが、マレーシア国旗も、ベースは東インド会社社旗だというのも面白い点です。イスラムの国だから月が加わっています。
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