僧侶が配給,,,はおかしい
僧侶たちが寺院を離れて洪水被災地に出向き、被災者たちに食料や水を配給しているということが適切かどうかについての議論。
現に被災地にいて食料や水に困っている人たちは感謝している,,,という一方で、
僧侶は俗世間のことに関与してはならない、、、という人たちもいます。
私の意見?,,,
仏僧がタンブンで集めた金品は仏僧が自由にできるものではない
仏像なり寺院の整備に使われるべき
被災地に物資金品を届けるのであれば、寺院に募金箱を作って集まった金品を檀家の人々が被災地に届けるべき。その行為に仏僧がかかわるのではなく、あくまでも檀家の自発的行為で行われるべき。
タイ仏僧は働きません。戒律で働いてはならないとしているからです。
戒律は古い時代に作られたので働く=耕作という意味合いで、土を耕せば虫たちを踏みつぶしたり農具で傷つける,,,という不殺生戒のようです。
仏僧の日々は、読経、托鉢、勉学、,,,基本これだけです。
そのように気高く生きる仏僧は、食べるものを得るという生きていく手段を自ら放棄しているので、信徒は日々金品をタンブンして、タンブンの見返りとして現世利益/後世の良い生れ変りが約束されるわけです。
寺に集まった金品を災害で難儀している人たちに差し出す、あるいは被災地まで足を伸ばして配る,,,気高い行為です。でもそれは在家が行うのであれば気高い行為かもしれませんが、世捨て人である仏僧たちが行えば、それは世の中への執着です。
修行の妨げになる行為です,,,要は建前なんです。
その建前を破る行為を仏僧が行えば、建前はもろく崩れます。

このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。