警察バス被爆
南部パッタニー県、かつてイスラム系のパッタニー王国があった場所です。
タイの特徴といえば特徴なのですが、タイを治める王朝,,,例えばスコータイ王朝とかアユタヤ朝が、周辺の豪族を朝貢という関係で支配というか権力圏に収めていました。
豪族には王族の娘等を送り込んでいきました。,,,徳川と同じ手法ですね。
パッタニー王国もそういったひとつだったわけですが、タイ王朝が仏教系であったのに対してパッタニーはイスラム系であったため、アユタヤ朝がビルマに滅ぼされた段階で独立して、タイとは縁を切りました。
その後、タイの現王朝が出来て武力征服され配下の王国として存続しましたが、1900年代になると地方の王国をつぶして中央集権化する政治方針の変更があって、パッタニー王国もパッタニー県に。
他の豪族は所詮同じ仏教系なのでタイ王朝の組織として取り込まれていったわけですが、パッタニーは王族はともかく、民衆たちは仏教系王朝に支配されることを好まず、独立運動が活発に行われています。


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