タイ中銀金利引き下げ
タイ中銀の金融決定会合で、全会一致ではなく5対2で、金利を0.25%引き下げて政策金利を2.25%にしたとのこと。
引き下げには議論があったということなのでしょう。
一般に金利を下げればインフレが進む方向になるので、物価高で国民の生活が厳しくなるという理屈での反対だと思われます。
他方、金利引き下げ論者は、昨今のバーツ高で
・タイ工業製品の輸出品の競争性がなくなる
・海外観光客が減少あるいは増えない
ということを危惧しての判断かと。
タイに居住する外国人としては、
・物価が上がるのは嫌
・でも自国通貨が安くなってバーツへの交換比率が下がっていくのも嫌
なんでしょうね。
私のように、タイでは輸入品は買わず、基本的にタイ国産の食料品しか買っていないという人間にとっては、日本円交換比率低下の方が大きな関心事です。
ちなみに日本円だけだと、円安に振れていますね

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