天体望遠鏡 夜露防止
日ごろ見事な写真を撮影されている方の機材を分析しているところ
① 屈折鏡筒のレンズ夜露防止
レンズ前方のフードを温めている,,,レンズ付近からわずかに離している。
電熱線による加熱方式を用いている
この「温める位置はレンズから離す」から、雰囲気的にわかることとして、
・フードを温めその熱がレンズ周りの空気を温める
・周辺の空気を温めることでレンズ面に冷気が直接当たるのを緩和する
・熱伝播がフードを介すことにより、より均等になる(暖め過ぎない)
② オートガイダー(赤道儀補正用)の夜露防止
フード~レンズ部にかけて、使い捨てカイロを直接貼り付けている
・一見、雑に温めている。
・鏡筒径が小さいので熱容量が小さく、カイロで温められたところが高温になりやすい
・一方向から温めているだけなので、熱でレンズが歪んでいる可能性がある
・オートガイダーは多少画面が歪んでも、問題ない?
・ヒアリングによれば厳冬期もこの貼りつけ方式で行っているとのこと
③ ファインダーの夜露防止
見る限り対策をしていない。
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① について。
電熱線方式をカイロによる加熱方式に変える予定であり、カイロの取付け方法については思考実験中
②について。
同様形式を前提にして取付方法等を検討する
③について
私の場合、ファインダーは赤道儀設置時のみ使用しているので、夜露対策は必要なし
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