銀巻き一丁出来上がり
望遠鏡は外気で冷やされます。
筒の外側から内側方向に冷やされますが、管中央あたりの空気は温かいままなので、管の断面方向に対流が生じます。
清浄な空気ならいいのでしょうが、多少、埃っぽい空気だと管内光線が散乱し、星の光がチラチラします。
望遠鏡系が大きければ大きいほどこの影響は大きくなります。
せっかく大口径の望遠鏡を購入しても、この気流の乱れで性能を発揮できない場合が多いようです。
鏡筒の先端が開放されている反射望遠鏡の方が影響は大きいようですが、閉じられた屈折望遠鏡大きく影響を受けます。
銀マットを巻き付ける際にちょっと心配したのは、フード部分と本体部分は円筒なんですが、外径調整にテーパーの部分があり、個々が上手く巻けるかなということ。
結局、3枚ほどに分けて扇状に貼り付ければいいというだけでした。
この銀マット、私が使ったのは防災用シートで、災害時に上から羽織れば寒さが防げますというもの。
理屈的には家庭で使うアルミフォイルでも可能です。
ただし両面テープで固定する際、ちょっとでも触れるとくっ付いてしまいます。
私が使った防災シートだと、ポリプロピレンが裏地になっているので、多少貼り間違えて両面テープに引っかかっても、じっと剥がせば張り直しも可能です。
また張り終わってから多少擦っても、破けることはありません、、、防災シートなので破けては困るわけですので。
多分これがアルミフォイルだとすぐ破けてしまうのでしょうね。
Web情報だとBBQ用の厚手のアルミフォイルが良いというものがありましたが、多分、破けやすいでしょうね。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。