レンガを横に無限に張出す
これパッと見て一番わかりやすいのが、一番上と二番目の部分です。
一番上のブロックは横に1/2張出しています。
理想的な状況が確保されれば、物理的に1/2張出すことは可能です
上から3番目はパッと見難しいですが、バランスを取ると1/3張出せます。
以降、1/4、1/5、…と張出せます。
となると張出し長は、1+1/2+1/3+1/4+1/5+・・・・となります。
これは調和級数の和と呼ばれるもので、足し込んでいく数字はドンドン小さくなりますが、和は∞、無限大となります。
この和が無限大になるという証明は高校レベルで可能です
「レンガを横に無限に張出す」,,,一見、「常識に反する」ようですが、理論上では可能
ただし現実は、風があったり、平に置けなかったり、ブロックが均一ではないので不可能なんですけどね。
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ちなみに、ζ=1+1/2+1/3+1/4+1/5+・・・・はゼータ関数と呼ばれるもので、ゼータ関数を使った数学問題として一番有名なものが「リーマン予測」と呼ばれるものです。
日々高校レベルの数学問題を数問づつ解いていますが、整数問題と呼ばれるジャンルでは素数を扱うことがあります。
素数、2,3,5,7,11,13,17,19,23、、、、と続く、一見ランダムに並ぶ数字ですが、リーマン予想が証明されると、任意の数までに何個素数があるかという数式が得られます。
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