写真を説明すると、
　・手前側に横断歩道がある
　・歩道上にバイクが止まっている,,,これはタイではごく普通
　・歩道の前方、交差点内に自動車が止まっている

　交差点内の自動車は、赤信号で渡り切れなかった,,,ではありません。

　タイは左折フリーで、赤信号でも実際は「黄色点滅状態」で、右から来る車を注意しながら左折すればよいという交通ルールです。

　であるので、交差点手前では左車線側が開いていて、直進車も右折車も右側レーンに並んで信号が変わるのを待ちます。

　写真の交差点内の車は、本来であれば右車線側に列をなして止まっている車両列最後尾で待たなければなりません。

　しかしこの車、開いている左車線側を走行して列の先頭に出て、しかも交差点内まで出て止まりました。
　そして信号が変わる10秒前、赤信号無視で右折して行ってしまいました。

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　ベトナム駐在の時に、車両派遣会社を使っていて運転手付きで契約していました。
　その際の何人か目の運転手は、2車線道路で前方の交差点が赤信号の時、反対車線側から追い抜いて信号で待つ車両の前側に出ていました。

　結局、安全教育という以前に、交通ルールを知らなくてもベトナムやタイでは免許が取れます,,,もちろん学科試験はありますが、交差点でどう待つかなどという基本的なことは試験に出ないわけですし、タイだと学科試験は受け放題なので、1回2回落ちてもその内取れるような試験で、もとより教習所などはありません。

　同じような例で、ベトナムではスーパーで列に並べない人がいました。
　列に並んでいても先頭に割り込んでそのままレジで会計してしまうわけです。
　ベトナム人もおおらかなので注意をしないわけですが、きっと、「ああ自分も10年前はあんな感じだったな」と思っているようです。

　結局、ベトナムでもタイでも教育をまともに受けていない人はいて、そういう人にとっては、
　・なぜ列を作って待っているのか？
　・列があっても先頭に廻り込めば、それで早くレジが済み、交差点も早く抜けられる

　俺は賢いんだ,,,と思っているんでしょうね。