丹あるいは辰砂
https://x.com/i/status/1869307967151190506
「あおによし」は奈良の都の枕詞であり、青丹吉という表記であるという点では一定しているようですが、意味はいろいろあるようです。
私自身は「丹」は辰砂、水銀の意味であり、官庁街なり寺院の柱が赤く塗られていたからと理解していました。
でも辰砂、水銀の原料が赤いというのは知識として持っていても、実物を見たわけでもないのであくまでも知識としてでした、、、
上記動画は、砂金を採取するような感じで、辰砂を選り分けています。
動画の最終部分で、鮮やかな丹色が見えます、
古代の人がこの色にあこがれた気持ちが初めて分かったような気がします。
辰砂は古代の人の棺の塗料として使われました。
主として防腐剤としての利用で、腐らない=永遠の命みたいなイメージだったようです
私は寺院の赤い柱も辰砂を使っていたのだろうと漠然と思っていましたが、そのためには莫大な量の辰砂=水銀が必要であり、ベンガラのような安価な材料だったのでしょうね。

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