寄席の割
今まで、寄席の芸人さんの給料ってどうなっているのか不明でした。
柳家小ゑんさんの投稿を見て改めて調べると、
・その日の寄席の昼の部なり夜の部の入場料総収入のうち、各部の半額を席亭がとる。
・残り半分を出演した芸人がとる。
・各部のトリをとる芸人(=主任)がこの金額を割り振る,,,これを割りという。
・一例として、主任が1万円自分のためにとって、残額を主任が出演芸人に割り振る
主として年功序列で割り付け、7500円~4000円くらいが芸人に割り振られる
なおこれは昔流儀で、今は落語協会事務局等が代行しているとのこと
・トリをとるというのは芸人にとっては名誉なことであると同時に、
収入面でもうまみのあることのようです。
上記投稿では、前座の頃から割が入った封筒は開けずに貯めて、暮れに開けるとのこと
これなんか、日ごろは現金払いせず、一年の大半を「付け」で飲み食いし、暮れになって1年分の請求があった段階でまとめて支払うという、今ではありえないような支払い形態だから可能だったのでしょうね。
芸人さんだから日々ご祝儀等があって、どんぶり勘定的な感じで過ごせたのかな、、、
人気芸人だからこそ出来たんでしょうけども。

このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。