チェンマイ、チェンライで見かけた小規模な竹の橋。 左右を見ても代替えの橋はなく、対岸には真っすぐつながる道があり、日常、多用されているような感じに見えます。 脚は木材で、竹材のステー(斜め材)で、横倒れを防止しています。 竹を編んで橋面を作り、橋面上面左右に半割の竹を渡して、編んだ竹編みと... 続きをみる
橋巡りのブログ記事
橋巡り(ムラゴンブログ全体)-
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Wat Rong Khun - White Templeの本殿です。 通常だと100バーツの拝観料が必要になりますが、コロナ禍ということもあるのか、この日は無料でした。 今回はちょっと趣向を変えて、本殿に渡る「橋」を主題として。 本殿前の橋梁をメインにして撮影したもの。 いつもだと、橋の下の... 続きをみる
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昨年1月に、チェンライからメコン川沿いの街チェーンセンに行き、その後、ナーン県の山間を訪ねた際にも、訪れた寺、Wat Rong Khun - White Templeです。 この寺は「タイで最も美しい寺」、ベスト3を上げれば必ず入るお寺です。 別名、ホワイトテンプルで、寺全体が、白一色、、、... 続きをみる
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橋名 ฮาแหล่จะは辞書に出ておらず、Googleに任せると「Hahahahahahahahahahah」 笑い声をそのまま橋の名前にしたようです 主塔間距離 85m程度 (Googleマップからのスケールアップ) 主塔の両側に立派な金属製の看板と、手書きの看板があります。 2012... 続きをみる
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Sarasin Bridge +++++++ 今回一連のタイ北部/タイ南部の橋シリーズ、この橋でちょっとお休みします。 ストックとしてはあるのですが、インパクトがイマイチなので。 来月には再開できると思います。 この橋の意味合いは、いくら考えても、不可解の一言。 プーケット島とタイ本土を画する海... 続きをみる
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700ライ(約110万㎡)のマングローブ保全公園 国道の道端にあるもの。 マレー半島東岸、プーケットから南は、遠浅の海に泥が溜まりマングローブ林が続いているようで、あとで調べてわかったことですが、各地にこういったマングローブ林内の散策が可能な公園が散在しています。 写真を撮った時は干上がってい... 続きをみる
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スラタニー市旧市街の100年橋梁 向かい合う2階建ての屋上の間を結ぶ歩道橋。 当然のことながら個人所有の橋です。 橋の名前はขุนเศรษฐภักดี。醸成する+忠誠心+熱心な。 仏暦2484年、79年前に作られたもののようです。 タイはおおらかなので、四捨五入して100年橋梁としてい... 続きをみる
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Chulachomklao Bridge 鋼トラス橋3連、橋長200m(80m+60m+60m) 鉄道と道路の併用橋、鉄道はタイ国鉄南本線、道路は国道41号(旧道) 現在は、鉄道はそのまま、道路は遊歩道としてのみ。ただし小生も含め歩道部からバイクで進入。ごく普通にバイク道として活用されています。... 続きをみる
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สะพานหิรัญนฤมิต(ヒランナルミット橋) ナーン川に架かる斜張橋 橋長100m、主塔間距離50m 昨年3月からの再訪。 見た目主塔がボリューミーですが、高々支間50mの橋にいろいろな点で面倒なことをやっている橋です。全体的に手間と金を惜しみなく使っている感じ橋ではあります。 ... 続きをみる
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Wat Thewa Prasatの橋 橋長130m、主塔間100m 斜張橋 今年3月の北部バイク旅で訪れた橋の再訪。 熱帯の空に金色がよく似合います。 金色に塗った橋ですが、日本で金色に塗った橋って、、、記憶がないというか、多分ないんじゃないでしょうか。でもまあ、それが不思議に感じないタイで... 続きをみる
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Wat Thong Thaiyaramの橋 (ナーン川) 4径間連続中路トラス橋 橋長135m(最大支間48m) この橋は、昨年3月にも訪れた橋。 トラス構造的なことについては、その時点で十分観察していたので、確認したかったのは1点のみ。「あれはどうなった?」 右岸側の第1橋脚。橋脚がありま... 続きをみる
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Wat Wang Chik の橋(ヨム川の橋) 橋長108m、斜張橋支間77m 右岸側主塔 ヨム川は基本的に堀込河川ですが、河川断面が小さく、かつ堤防がないため、季節によって洪水が起きるようで、主塔の脚部に洪水痕が見えます。 左岸側主塔にも洪水痕があります。こうやって見るとあの位置まで水が上がる... 続きをみる
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ブンスーンアイアンブリッジ(その2 吊り橋編) 吊り支間53mの鋼吊り橋 南国の太陽、しかも正中直後、橋のコントラストがうまく出ていません。 まあ絵柄的にはその甲斐もあって、アイアンブリッジという名前にぴったりの黒さが強調されています。 支間53mの吊り橋にしては太径のワイヤーを使用していま... 続きをみる
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Wat Rang Nok の橋(ヨム川) 橋長90m、吊り橋支間長60m 一言で言えば吊り橋なんですが、吊り橋主塔を河川断面内に入れて、吊りケーブルはそのまま後方に伸ばし、堤防上の第二主塔上部を経て、背面側アンカーされています。 あんまり見ないというか、一番近いのがチェンマイのダム湖の吊り橋の... 続きをみる
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アイアンブリッジ(Boon Sung Steel Bridte) プーケットから北に135㎞、パンガー県Takua Pa郡に架橋されている橋。 1965年に架橋されたもので、手前はトラス上路橋、奥の河川渡河部は吊り橋。 全長310m(吊り支間53mの吊り橋含む) 名前の通り、吊り橋主塔とト... 続きをみる
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昨年3月、タイ北部を1600㎞ほどバイク旅行した際、いつものようにたくさん写真を撮ったのに、FBで書き散らしただけで取りまとめしていないため、今回の「北部低地」行の中で1年経った目で写真を取りまとめようと、ナーン川に架かる5橋ほどの橋を再訪。 Wat Pikul(ワットピックン)橋 主塔間距離... 続きをみる
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Wat Santikawatの斜張橋 中央支間長117m(橋長は155m) 両側とも川の中に主塔を設置している 多少、路面が上下方向にうねっているのはご愛敬。 この橋はどうやって架けられたのだろうと、工事の各段階を想像しながら、次の橋に向かいました、、、ちょっと危険なバイク走行ではあります。 ... 続きをみる
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Wat Mongkol Nimitの橋 吊り橋支間243m 無補剛吊り橋。 *無補剛=歩廊を橋軸方向に支える桁がない形式 中段の横梁には、テーサバーン・タンボン・バーンケーン(自治体・郡・バーンケーン)とあり、バーンケーン郡(県の下の組織)が架橋したように読み取れます。 主塔頭部にはタ... 続きをみる
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フアヒン→ケーンクラチャンの経路上にある、Wat Huay Mongkol タイ観光庁の資料によれば、 「タイで敬愛される高僧ルアン・プー・トゥアットの巨大像。高さ約11.5m、座幅約9.9mと国内最大級です。寺院はパワースポットとして名高く、3つの頭を持つエラワン象の下をくぐると願い事が叶うと... 続きをみる
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ダム湖の吊り橋 下を流れるのはナーン川です。 グーグル地図での計測では主塔間距離156mの吊り橋です。 主塔:上部黄色、中段部薄水色、下段水色。桁:手すりは黄色、桁本体は水色。 まあじっくり見て、この色がどうして選ばれてかは、単純に川の上にかかるから、水色。日本人だと単純にそう考えてしまい... 続きをみる
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揺れる吊り橋(ナーン川) Wat Pha Taoの橋 この日の泊地であるウッタラディット市を通過して、北東の山の中へ。 二つの吊り橋を見に行くバイク旅です。 橋のたもとに寺院があり、寺院敷地から眺めた図。 今までの橋のほぼすべてが周辺地盤と同じ高さに作られていましたが、この橋は川向う側の地... 続きをみる
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ヨム川に架かる3連トラス この橋は昨年、ヨム川の屈曲部に作られたWat Phra Sri Rattana Mahathat Rajaworaviharnというシーサッチャナライ村のスコータイ時代の遺跡を訪れた際に存在だけは確認していたものです。ずいぶんと長い名前の寺ですが、マハタート(偉大な)... 続きをみる
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サワンカクロークの吊り橋 サワンカクロークはタイ国鉄サワンカクローク線の終点で、1日1往復、チェンマイまでの特急列車が立ち寄る盲腸線の折り返し駅がある街です。 宋胡禄~すんころくという焼き物の故郷です。室町時代あたりの茶人に好まれ、日本に随分輸出されたようです。 この吊り橋はなかなか立派なも... 続きをみる
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スコータイ県内のヨム川に架かる橋 スコータイ県を北から南に流れ下るヨム川に多くの吊り橋が架設されています。 上の表で2と5の橋を除く「吊り橋」は多少の差はあれ、ほぼ同じ年代、今から30~40年前に建設されたもののようです。支間長(吊り橋の塔の間の距離)が70m~143m(グルーグルマップで計測... 続きをみる
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2月規制明け、タイ北部低地を巡る旅に行ってきました。 スコータイ県→ウッタラディット県→ピサヌローク県→ピチット県→ナコンサワン県→スコータイ県と、5県をバイクで巡る旅です。上記の地図だと、時計盤9時のスコータイから時計回りに廻る感じです。 行程は1か月前、年明けと同時に旅行しようと思い、C... 続きをみる
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南部の大都市ハートヤイがある県、ソンクラー県と、陸側のパッタルン県の県境をまたぐ形で、砂嘴で仕切られた湖を渡る橋が計画中とのこと。地図右下にハートヤイの街があります。 一応、合理的に、湖の一番狭い位置を渡るように計画されています。 橋の建設費は、当然、橋の長さに影響されるので、最短距離を直線で... 続きをみる
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行程では一番最後になりましたが、前回チェンマイの旅で、チェンマイ市内の「ขัวเหล็ก(クウアレック)」あるいは「สะพานเหล็ก(サパーンレック)」ともに、「鉄の橋」を意味する名前で呼ばれている橋を再訪しまして、前回の疑問点を解決しました。 見た目、鋼トラスなのですが、なんか構造が変、と... 続きをみる
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ランパーン市内 サパーンソム。みかん橋、、、当初オレンジ色だったようですが、経年変化で退色しています。 この橋、ここで取り上げるべきかどうか、迷いました。 小生の趣味に合いません。 こうやって見ると、ケーブル端の構造がバカでかく見えます。 ハンガーもきれいに垂れていませんね。上部で捩じっ... 続きをみる
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ランパーン市内 Ratsadaphisek Bridge(ラッチャダーピセーク橋) ラッチャダーピセークはバンコク市内の道路をはじめ、あちらこちらで見かけます。 ラッチャダ(รัชดะ、銀)とアピセーク(อภิเษก)からなる合成語のようで、具体的には即位25周年記念を表す意味のようです。 ... 続きをみる
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吊り橋② YOM川に架かる吊り橋。 本来では支間長によって変わるのでしょが、新しく架設された吊り橋は、このような直方体にコンクリート部材を組んだ、がっちりとした主塔が多いです。 主塔の下に改造車が車間距離が取れるのを待っています。 明確な車間距離が決まっているわけではないようですが、長年使って... 続きをみる
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吊り橋① YOM川に架かる吊り橋。 これもハシゴ形状の主塔ですね。昨日見たプレー市内の吊り橋(1橋は廃橋、1橋は一部破損)と同じ形式です。 橋軸方向に動きやすい主塔形状ですから、吊り橋本来のケーブル以外に、主塔が倒れないように左右にケーブルを張っています。 初めて見ましたが、施錠されています... 続きをみる
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予定通り、2時半ごろに宿泊地であるプレー県プレー市に到着。 市内のYom川に架かる橋を3橋ほど見ました。 ① 竹橋 原始的な状況の橋。 渇水期に地元の人たちが周辺で調達できる竹で橋を架け、出水期には一瞬に流される、、、。それの繰り返しなんでしょうか。 ただ冷静に考えれば、築堤で上流側はダ... 続きをみる
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この橋の出現には、動揺しました。 一つには、今回の孔雀の旅は衝動買い的な計画でしたが、仮にこの地方を訪れるのならと、ここ半年近く、Googleマップで目ぼしい橋梁を順次リストアップしていました。この橋はリスト漏れで、「エッ、こんな橋あったのか」と、とにかくびっくりしました。 二つには、前夜、... 続きをみる
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ウィアンロー遺跡の中にある、Ing川を渡る吊り橋、สะพานแขวนบ้านเวียงลอ。 サパーン・クワン・バン・ウィアンロー(ウィアンロー村の吊り橋)。橋名はGoogleマップから取りましたが、多分、正式な橋の名前がわからなかったので、村の名前を付けただけかも。 Googleマップで計... 続きをみる
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Mae Kuang dam、クワン川ダムにある吊り橋です。 クワン川を横断する位置にかかる橋。ダム堤体は手前側にあります。 並列2橋ですが、あまり時をおかず、建設されたようです。 日本だと効率を考えて、片側の白い主塔構造を作ったら、引き続き反対車線側の主塔構造工事着手しますが、この橋梁では、片ラ... 続きをみる
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チェンマイ市内での橋調査、もう1か所は「ขัวเหล็ก(クウアレック)」あるいは「สะพานเหล็ก(サパーンレック)」ともに、「鉄の橋」を意味する名前で呼ばれている橋。 チェンマイ市内を南北に流れるPing川に架かる橋で、地図を見ると市内→市外の一方通行なので、市内側のアプローチ道路に向... 続きをみる
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バイクをレンタル屋に返す時間を16時と設定していて、それに間に合うようにチェンマイ市内に入り、最後の追い込みで、市内の橋梁を10橋ほど廻りました。 2週間前、チェンマイ南部を旅行し、最後バスターミナルに向かう際、中華街を通るとき珍しい橋の高欄があり、なんだろう、、、と思ったのがきっかけ。 事... 続きをみる
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タイ最初の国立公園であり、世界自然遺産でもあるカオヤイ国立公園。 カオは山、ヤイは大きな。すなわち「大山」という意味。 いろんな人が海外から来て植樹しており、一通り見ていると、2537年(今から25年前)の植樹がありました。 Her Imperial Higness Princess SA... 続きをみる
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チェンマイでバイクを借りた時、燃料はそこそこありましたが、山道を走ったせいか燃料減り気味。この段階では、山塊を一巡りしてチェンマイの南に出る予定だったので、山の中で燃料補給。 円筒状の燃料計の下1.5mのところにバイクを止め、係員は円筒の下にあるグリーンのコックをひねるだけ。小生はホースを燃料... 続きをみる
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パトゥンタニ県、チャオプラヤ川と平行する国道3111号の間。1.8㎞ほどの間のBang Pho Nua運河には30橋ほどの私設橋が架かっています。運河そのものも幅が狭く、かつ基本的に歩道橋なので、簡易的な橋梁構造で架けられています。どれがいいとか悪いとかではなく、形の面白いものをご紹介します。 ... 続きをみる
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寺院に架かる橋です。メインの寺院は写真奥側。 桁は例によって非常に薄いです。この写真で見ると手前側の支間が長そうですが、屋根があるところが一番広い支間になっています。 手すりはこの橋を特徴づけています。あまり見ない意匠です、、、独創的とでもいえそうです。 写真を撮影しているところは、橋から直角に... 続きをみる
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広々とした運河に架かる木橋です。 斜張橋形式の橋です。バックステー側は材木です。中央側は鋼材ですが、なぜ材料を変えたのか?構造的な問題なのか、経済的な問題なのか。 中央径間側を引き上げる斜吊り材は細径のパイプで、捩じって長さを調整できるターンバックルが付いています。 主桁は木製です。斜吊り材の取... 続きをみる
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バンコクの北の端、ランシットに架かる橋です。、、、正真正銘バンコク都内の橋です。 大規模な橋です・ めちゃくちゃに木が組まれています。橋脚も、手すりも、あとからどんどん付け加えたのでしょうね。 主桁は鋼桁です。 運河の手すりが一部切り開かれています。橋が先にあり、そのあとに手すりが出来た、、、... 続きをみる
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運河に点々とある100年市場に架かる橋。 手前側は船溜まりになっています。 橋の形式は、中央径間は方杖で支えられています。 さらにその方杖が橋脚を外側に押し出しますので、側径間は2重橋形式になっていて、押し込み力に対応しています。 橋名っぽく書いてあり、上段に「100年木橋」。下段は地名が書いて... 続きをみる
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一段高いところで航路を確保しています。 アプローチ部が急なので人専用橋です。 アプローチ部はずいぶんと華奢に出来ています。 側面から銀色のパイプが見えていますが、これが主桁=路面を支える桁のようです。 手すりはパイプ製で、水平材と鉛直材、そして斜材から成り立っています。 このうち、手すりとし... 続きをみる
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パックハイ郡。アユタヤ県の北西の角にある郡です。 アユタヤ県には数多くの運河が網の目のように整備され、運河の合流点に多くの街が出来ています。アユタヤは14世紀から400年ほどタイの王朝があった都市で、大河川チャオプラヤにいくつかの河川が合流する地点、物流の拠点であり、後背地の広大な穀倉地帯が王... 続きをみる
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Seen Seap運河の橋です。 運河は多くの場所で県境になっていて、1橋目~4橋目はナコンナーヨック県とチャチュンサオ県の県境。5橋目はパトゥンタニ県に架橋されています。運河に沿う道はバンコク都に向かう道路ですが、多くの県を通過してバンコクに向かうことになります。 Seen Seap運河には... 続きをみる
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左右から桁が伸びて中央でもたれ合っています。 最初この橋を見た時、「あの三角の頂上まで登るのか?」とバカな思いが頭を駆け巡りました。もちろん実際には「中二階」というか真ん中約1/3の平場を歩くわけですが。 全体的に「トップヘビー」な橋で、幅が狭く背の高い橋なので、倒れないような工夫が必要です。普... 続きをみる
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実に軽快なトラス橋ですね。 華奢に作れば揺れやすく、極論を言うと橋は落ちますが、その限界を追求するのはエンジニアとしての醍醐味ですね。 角度の影響があって、上の写真の橋より橋が短く見えますが、トラスの繰り返し回数を見ると同じなので、同規模の橋のようです。 同じ運河に架かる歩道橋です。 トラス桁に薄... 続きをみる
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以前、Vanishing Babgkokという本で紹介した橋です。 100年市場と呼ばれる一種の観光地の中に架かる橋です。運河を開削したのが華僑と呼ばれる中国人系の人たちで、運河に宿駅を設け市場が出来ました。運河が舟運の役目を終えた今でも、この子孫たちが運河沿いに住んでいて、市場としての機能は残... 続きをみる
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Prawet Buri Ram運河に架かる橋です。バンコクを起点に東に向かう運河です。運河の中では比較的古いというか歴史を感じさせる運河ではあります。 パッと見た感じ、ごちゃごちゃした橋だなと思いました。 じっくり見ても、わかりづらいというか、ものすごい橋なのだけれど、それがあまり感じられ... 続きをみる
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Seen Seap運河とLam Phang Phuai運河に架かる橋。 パタヤからアユタヤに抜ける道としては、サムットプラカン県(パタヤのあるチョンブリ県の隣県)に入るまでは国道3号をひたすら北上するだけですが、サムットプラカンに入ってからは、幾筋かの経路選択が可能となります。 商都バンコク... 続きをみる
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ノイ川にかかる吊り橋です。 タイの吊り橋はパッと見て、よくわからないものが多くあります。もしかすると、吊り橋で何か大きな事故、橋が落ちるなどがあって、全国的に吊り橋の現状が調査され、補修なり改良が加わったのかもしれません。しかしそれにしても、この橋は不可解です。 手すりの高さは十分ありますが... 続きをみる
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橋桁の高さと長さ(=支持点間距離)の比を桁高/支間比といい、道路橋だと1/9くらいです。トラス橋はもともと、木材など細長い材料を組み合わせて経済的に大きな橋を造る構造形式なので、細い部材でも耐えらえるように桁高を高くして使います。 この橋をスケールアップすると1/17となり、非常にスレンダーで... 続きをみる
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おもちゃのような橋ですが、つくづく見ると立派な橋です。橋長60m。 鉄骨が一杯見えますが、橋を形作る一番の部材は小さなトラスで組まれた部材です。 橋桁を吊り上げる斜張部材は角パイプです。 橋脚は、コンクリート製電柱を用いているようです。 板材の幅、150㎜とすれば全幅750㎜、200㎜で... 続きをみる
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Noi川に架かる鋼製トラス橋編。その3。 いつもマニアックな写真ですが、今日は殊の外、マニアックになってしまいます。 まず、前回、前々回とパターン①とパターン②と分けて紹介しましたが、その答え合わせ。パターン①は歩道/バイク専用橋、パターン②は自動車も走行可能な橋梁でした。 現地では当... 続きをみる
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VATを支払わなくともよいと思い込んで、センタン内を彷徨していたとき、足が向かうところは大体決まっており、ここはアジアブックストアー。 そのうちに買いたいと思っている2500バーツの鳥図鑑の横の棚に「Vanishing Bangkok」という写真集がありました。 セピア調の写真が表紙を飾って... 続きをみる
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Noi川に架かる、鋼トラス橋の②パターンです。 タイでは、実に様々な色が使われています。 灰青色かな。 正面に仏教寺院が見えます。この橋は政府の金で作られていると思いますが、どこに橋を架けるかは、やはり交通需要が多いところだし、従前から橋があったところなのでしょうね。街ができればそこに寺院が出... 続きをみる
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Noi川はタイを南北に流れ下るチャオプラヤ川の支川で、チャイニャート付近でチャオプラヤから分かれ、アユタヤの下流側で再度チャオプラヤ川に流入する川です。支流というより分流とでもいうような川です。 Noi川には多くの鋼製トラス橋が架橋されており、様々な塗色の鋼橋を見ることができます。 今回の投... 続きをみる
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塗分けされたアーチ橋です。 日本では橋梁は基本的に公(おおやけ)が建設しますので、経済性というか公の資金を適切に使うよう求められるため、退色しにくい塗色が選ばれたり、施工が簡単なようにいずれの色を使うにせよ単色で塗装されるのが一般的です。 この橋梁は赤系と群青色系という補色(反対色)に近い色... 続きをみる
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水郷の町セナの橋② トラス橋です。2面のトラス桁があり、横桁が橋全体を包み込むようにトラス下弦材と連結しています。、、、現地で見た時、この側面写真からも見える「縦桁」は木製だと思いましたが、支間的に華奢なトラスだけで構造がモツのか、ちょっと疑念も出て、主要道路から近いので、次回にでも確認します。... 続きをみる
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アユタヤ県セナ郡、セナの町。 日本流にいうと水郷の町とでもいうのか。運河と運河の分流点で、どこまでが川でどこが宅地なのか、、、結局、川や沼地の上に家が建てられ、人々が自在に移動できるように橋が多数架けられていて、川の中の橋梁形式の道も縦横無尽という言葉が当てはまるようくらいに張り巡らされていま... 続きをみる
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ター・チン川沿いに下る旅行4日目、最後の吊り橋です。 向こう岸側の護岸には道路が通っており、その道路に影響ないよう、護岸位置に階段を設けて桁の上に上がるようになっています。 吊り橋ではありますが、吊られているのは中央径間のみで、側径間は自らの桁剛性のみで成立してます、、、それだけ桁がゴツイとい... 続きをみる
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COVID19前までは中国人団体観光客がタイの観光経済を支えていたのは事実であり、彼らのための観光スポットを整備する施策があったのかもしれません。100年以上前から自分たちの祖先がタイに「出稼ぎ」にきて定住したという歴史遺産であり、この吊り橋はそのための投資なのでしょう、、、 4泊5日で旅した... 続きをみる
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ター・チン川の吊り橋3橋目 橋歴板によれば、2544年(西暦2001年)の建造。 建設費は4百万バーツです、、、約20年前の4百万バーツですが、今の為替レートで1400万円。2001年ころのレートでも2000万円くらい。日本の感覚だと安すぎる、感じです。もしかしたら2000万円が公的資金で、... 続きをみる
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ター・チン川の吊り橋2橋目。 非常に立派な吊り橋です。 画面右側、川の中の施設は「タンブン場」。手前側に寺院と小学校があり、寺院に参詣した人たちが、売店でナマズやドジョウを買ってここで放生したり、麩菓子などを撒いてエサをやる場所です。 橋の名前はチャリムプラギエン 治世50年を記念して ... 続きをみる
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ター・チン川は自らの河口をタイランド湾に持ち、流域面積が大きな河川で、日本でいえば一級河川クラスの川です。 吊り橋系の大規模橋梁に使われる橋梁形式が多く見られます。 コンクリートの主塔の横梁は木材でできています。 タイ語がかすれて読めませんが、「建設38年」と書いてあり、タイ暦2538年だ... 続きをみる
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バイク旅4日目。チャイニャートの宿からター・チン川を下ってアユタヤに戻ります。 舟橋です。見ての通り、橋桁の下側に空間がありませんので、大型船の航行を阻害しています。橋のたもとに建設工事の看板があり、橋は昨年できたばかりのようです。実に華美というか、現地で見ると派手な橋です。 舟橋なので、橋... 続きをみる
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この橋はそれと全く意識せずに出会った橋です。 アユタヤの宿から、Phraya Banlue運河に向かう途中、バンパイン離宮という17世紀中ごろから続くタイ王室宮殿の横を通過する道を選択して、通りがかった橋です。 イヤー、薄いですね。スパンセンターで30㎝くらいの厚さでしょうか、、、折れそうで... 続きをみる
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今日は世界遺産アユタヤに架かる橋を紹介します。 アユタヤはチャオプラヤ川とパサック川という大河川の合流点にある川の中州にできた街で、東西4㎞弱、南北2㎞弱の島状の街です。 もともと舟運の結節点であり、1767年にビルマに征服され首都としての機能を失い、その後の王朝はバンコクを都とした関係で、... 続きをみる
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今日の投稿は3橋続いたPhraya Banlue運河から離れて、Song Phi Nong(兄弟運河という意味)に架かる橋です。 今回、バイクで1070㎞、タイ中部を走ったのですが、きっかけはこの橋でした。 この橋を見たい、、、その一念です。 この写真、川の中から撮っています。手前に仏教寺... 続きをみる
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運河に舟運の航路が設定されていたとして、所定の幅と高さを橋桁の下に確保する必要があります。 安価な材料を選んだ結果として木橋が作られました。 大断面の木材は高価で架設には大きな機械が必要です。したがって細い部材を組み合わせて橋を作れるトラス構造をこの橋梁では採用しています。 トラス橋には、... 続きをみる