タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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灌仏会とソンクラーン水かけ

 タイではソンクラーン中に、各所に仏像+水盤が用意され、いうなれば灌仏会風に、仏像に水を掛けます。


 日本で行っている灌仏会をwikiで調べと「灌仏会(かんぶつえ)は、釈迦の誕生を祝う仏教行事である。日本では原則として毎年4月8日に行われ、一般的には花祭・花祭り・花まつり(はなまつり)と呼ばれている」とあります。


 キーワードで整理すると、灌仏会=釈迦の誕生+水かけです。


 上の写真、今日、格安スーパーMakroの店頭で撮影したものですが、仏像に香水(花びらで香りづけされた水)を掛けており、見た目はまさに灌仏会ではあります。


 ただし、タイ仏教だと、今年は5月26日がウィサカブーチャ(仏誕節)になっています。仏誕節=釈迦の誕生日ですが、太陰暦で日取りを決めるため、年ごとに移動します。


 タイは南伝仏教と言われますが、釈迦の誕生日はインド系太陰太陽暦第2月15日(2月の満月の日)とされています。タイ旧暦は太陽暦の4月頃が1年のはじめなので、2月15日だと、今年のように5月頃、仏誕節として祝われることになります。


 すなわち灌仏会ではありますが、「釈迦の誕生」ではありません。


 じゃあなぜ、この時期に灌仏会なのか?ですが、いろいろ調べましたが、よくわかりません。


 一説に、この時期、家の中の仏像を外に出し、水で洗い清めたからだと。
 ソンクラーンはタイの元日であり、年に一度、ソンクラーンの時期に、仏像を洗い清めるという風習は、一般的な感覚としてもおかしくないように思えます。