タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

月も高い

 パタヤは北緯13度で、東京だと北緯36度なので、緯度で23度ほど南にあります。
 よって、太陽の高度が高くなるというのは、当然のこと理解しています。


 太陽の高度が高いということは、星空そのものも、南側に見える星空は高く見えます。
 逆に、北側の星空は低くなります。例えば、北極星はわずか13度の高さになります。


 我が家は南面しているので、星空全体が高めになっていて、これにより日本で見えない
南天の星座も見えるわけです、、、ここまでは周知の事実、身を持って体験していました。


 よく考えてみると、月の位置も、高いんですね。


 月の公転面は地球の公転面に比べて5.1度傾いているようです。
 ただし、わずか5度程度なので、地球から見て月は、太陽の通り道(=黄道)から
それほど離れずに天空を移動していくことになります。
 よって、太陽が高い位置にあるということは、月も高い位置にあるわけです。

 普段は、上記のように三脚の足を張りますが、これだと手すりから60㎝くらいのところ
までしか、望遠鏡が寄れません。
 バルコニーの庇にかかってしまい、天頂付近にある月を観ることができません。


 まあ、時間が経てば日周運動で月は西に傾き、その時間帯になれば月も観えるのですが、
天頂付近が大気の影響を受けずに観測できる位置なので、なるべく空高い時点で月を観る
のがベストとなります。

 これは手摺側の三脚の長さを縮め、架台の水平を無視して、望遠鏡位置を手すりに近づけ
た試み。
 望遠鏡の架台は水平にすることで自動導入/自動追尾が可能になるので、望遠鏡の使い方
としては邪道なのですが、上記写真では望遠カメラを載せているだけで、手動で月を写野内に導入しています。

 でも、曇っていたら、成果ほどはよくわかりません。