タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の星見

 一昨晩、午前2時に起きて月の撮影を連続的に日の出直前までやって、その後も二度寝せず過ごした結果、夕方6時ごろ急に眠くなりそのまま就寝。


 午後9時過ぎに一旦目覚め、オリオン座が見えたので望遠鏡を組んだところで雲が出て作業中断、その後2時間おきに午前3時ごろまで、、、

 一昨晩は新調のΦ102で観測、昨晩はΦ72。
 日本一時帰国等がありしばらくぶりに触ったΦ72なので、天体カメラを装着してもピントが合わず、寝ぼけ頭で延長筒を挿入してピントが合うように調整。
 その後、ファインダー芯と望遠鏡の芯を合わせる作業、、、気が付けば空は雲で覆われ、組み上がった段階でしばらくベランダで小休止しましたが雲は晴れず、2度寝。


 結局、ほぼ2時間おきにベランダで空を確認しましたが、その後、星が見えることはなく日の出を迎えました。


 昨晩試したかったのが、「赤外線パスフィルタ」。
 通常の天体撮影では「赤外線カットフィルタ」を装着して、赤外線域をカットするように設定します。これは望遠鏡は目で見える可視光域でピントが合うように設定しているので、赤外線を通してもピンボケになって悪さするだけなので。


 昨晩使用予定の赤外線パスフィルタは、赤い星雲の元となるHα線から赤外方向の光のみを通すフィルタです。赤外線側で望遠鏡のピントを合わせるようにします。


 人工の照明は、人間が見える可視光を発するように作られています。
 ナトリウムランプもLED灯も、みな可視光領域の光を出しています。


 パタヤは光害地で人工照明にあふれていますが、可視光線の多くの部分をカットできる赤外線パスフィルタを用いることで、天体からの光が強調できるのでは?という目論見。