タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

太陽を望遠鏡で見る ②

 昼過ぎ、太陽が西側に廻ってきて太陽観望再開。
 午前中に、太陽を導入して追尾する手順については確認できていたため、最初はアイピースで眼視観望、その後、天体カメラに入れ替えて電視観望。


 ピントを粗々合わせるのは、携帯パソコンを左手に持って、画面を見ながら右手でピントノブを廻していけばいいわけですが、明るい外でコントラストの低い画面を見ても判然としないため、部屋に転がっている段ボール箱を使って軽便な暗室を作成。 

 グッとコントラストが付きました。
 問題はパソコンを見ながら片手を伸ばしピントノブに届くか?ということだけ。


 最初は真っ白な光球であり、露出時間をどんどん短くしていき、gain(ISO感度に相当)を下げていき、、、とやがて黒点が見えてきます。


 像は安定しません。
 画像は風で揺れています。正確に言うと、連続的にシャッターが切られ1画像ごとの静止画が見えているので、常にジャンプしているように見えます。


 またピント調整はもう感覚以外の何物でもありません。

 結局、わずかにピントをずらしたものを10回分、1回あたり100枚の静止画を撮影し、これをソフトに掛けて上位25%の良質画、50%の良質画で1枚の画像を合成し、、、、
 その中で最良と思えるものが上記。


 黒点の周りに白斑が見えています。


 この画像は空気の中に含まれる微粒子による拡散を軽減するために、赤外線パスフィルタを使って波長の長い光のみを使っています。


 今後のテーマとしては、倍率を上げていって、黒点周りの細部が見えてくるかということ。倍率を上げると操作の難易度が跳ね上がりますが、まあやるしかないです。