記事は売春容疑となっていますが、突き詰めていくと「不法労働」なんですよね。
　一般の観光客がタイでお金を稼ぐことは犯罪なので。

　パトン､､､プーケット県内でパタヤに相当する街の警察は、密かに性売買を行っていたことが明らかになった18歳と23歳のロシア人女性2人を拘束した。

　ホテルを捜索したところ、
1. アンナさん（18歳）の黒いショルダーバッグには1,000バーツ札14枚が入っていた。 
2. オルガさん（23 歳）は1,000 バーツ紙幣が 13 枚入る白黒ショルダー バッグを所有

　当局は取り調べのため容疑者と証拠をパトン警察署に移送
　 ロシア人女性たちは売春婦として違法に働いた罪で起訴された。

　タイは監視社会で、辻々にCCTVが設置されているので客とのやり取りが記録されていたのかもしれませんし、ホテルにも防犯カメラがあり客を自室に連れ込む姿が写り込んでいたのでしょう､､､

　18歳と23歳だから長期ビザの取得は難しいので、ノービザか観光ビザでタイに入国し、タイ国内でビザの延長とか、近隣のマレーシアなどに陸路移動してタイに再入国するなどしてタイの滞在資格を得ていたのかもしれません。

　女性だから兵役の義務はないのでしょうが、寒いロシアよりタイは随分と過ごしやすいのでしょう､､､パトンにはロシア人コミュニティーもありそうですし。

　タイ司法当局は外国人の不法就労について積極的に取り締まるよう指示が出ているようです。コロナが明けて大量の外国人観光客が増えている中、タイ人との軋轢も増え、タイ人から見て不良分子に見える外国人を取り締まることをタイ人が求めているということなのだと思います。