全体的な流れでいうと、6月1日が新学期のスターであるはずでした。

　5月末、「濃い赤」県及び「赤」県は6月14日まで新学期開始を遅らせるよう政府から指示があり、今回また、6月中旬以降も、学期の開始を延期するようチョンブリ県知事が指示したということのようです。

　ただし、上記はあくまでもオンサイト､､､の学校教育で、テレビ、ケーブル テレビ、衛星放送等を通じて教育と学習を提供する準備ができているとのことで、インターネット等による教育ワークブック、演習教材を用いて、保護者の助けを借りて、自宅で学習できるようになっているとのこと。､､､まあどれだけ実効性のある教育になるかは疑問ですが。

　SNSを見ていると、各駐在員さんのご家庭では結構悲惨な状態になっているようです。
　旦那さんがWFHで自宅勤務、小学生、幼稚園等のお子さんも自宅中心の生活。奥さんがテンパっている家庭が多いとか。

　日本だとまだ学校は閉鎖していないのですね､､､第〇波と呼べばいいのかわかりませんが、このところ日本での感染者は減少傾向のよう。直近1週間で日本が2200人/日、タイは2800人/日なので、タイは人口半分だから比較するとタイの方がひどそうではあります。

　しかし、タイでの感染者のほとんどは、プロアクティブ検査（半強制立ち入り検査）での感染者数なので、日本のような自主申告の感染者とはもともと比較できないものだとは思っています､､､相対的に見ると、タイの感染状況の方が、低いレベルだと、個人的には思います。､､､医療崩壊もしていませんし。

　タイは軍事政権なので、ある面意思決定は早く、有無を言わさぬ実行力があり、その結果としての学校閉鎖ではあるのですよね､､､