何となくわかったその気持ち
下2枚の写真は、天文界隈ではありふれている、天体観測の風景です。
皆さんアマチュアの方々なわけですが、1台の望遠鏡のみで行っている人は少数で、
普通は2台並行ですが、人によって3台4台と複数の機材を並行して扱っていて、
下の写真のように5台並べると珍しく、、、最初は理解できませんでした。
他人に、自分の機材を見せびらかしているだけ?などとも思っていました。
昔のことを言っては何ですが、金もなかったし、機材は人間が動かしていたので、
付きっ切りじゃなとダメなので、一人1台。
機材がない人が何人かいて、双眼鏡で見るか他人を手伝うかしていました。
このところ毎日、空が晴れていれば、、、星が幾らかでも見えれば、夜空に望遠鏡を向け、
電視観望をしています。
電視観望では最初の10分ほどで経緯台のアライメントを設定する作業があり、あとは、
見たい天体の番号、メシエ番号、NGC番号などをスマホ端末に打ち込めば、望遠鏡が勝手に
天体の方向に向いてくれます。
現時点で小口径で見ていますので視野も広く、見ている天体も大きなものばかりなので、
ほぼ一発で見たい天体が視野に導入され、あとは画像のスタッキングをします。
スタッキングは画像を重ねることにより、天体を浮かび上がらせる作業で、ほぼ自動的に
パソコンが処理します。
スタッキングであぶり出される画像を見ていればいいのですが、だんだん見飽きます。
人によっては30分とか1時間と、スタッキング作業を続ける人もいるようです。
、、、この間、基本的にヒマです。
現時点では居間の隣、バルコニーで見ていますから、部屋に戻ってYoutube見たり
していればいいわけですが、観測地だとヒマつぶしは大変だろうなあ、、、と。
となれば、ヒマを作らないように、手持ち機材を並べて、自分の頭の中でスケジューリングして、各機材に各々の天体を順繰りに撮影させるようにすればいいわけです。
機材の間を動きながら状況を管理していけばいい、、、なにか工場のオペレータみたいな
感じではあります。
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