タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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保健省発表COVID-19の現状(4/8)

 4月7日時点の日本の感染者数は、いずれもクルーズ船含まずで、厚生労働省発表だと4,257名。NHKウェブ報道だと4,460名。日経新聞だと4,349名。なんとなく数字多い方が、詳しく調べました感が漂っているのが不思議。というか、何故マスコミ個々が別々の数字を書き立てるのでしょうか?取りまとめた時点時点でずれが出るのは当然ですし、多少新しい数字を盛り込んだとして、それがどれだけ意味のあることなのでしょう?


 タイだと毎日、保健省発表のニュースリリースがあり、これを午前11時半から見ています、、、実際にはこれより先にペーパーが配られるようで、報道各社はペーパーをもとに報道しています。

 

 タイ語だとแถลงข่าวอีปเดตสถานการณ์、これを英訳するとSituation update news release、基本的な内容はこれ一つです。保健省からのブリーフィングのあと、報道各社からの代表質問がありますが、事前に質問を受け付けているらしく、別途用意されたパワーポイント資料が出てくるのを見ると、事前打ち合わせ済み、みたいな感じもあります。


 タイの状況は、新たな感染者111人増えて2369人、死亡が3人増で30人、完治、帰宅が64人増えて888人だそうです。 

一番下の赤いラインが、日次の感染者増加数で、昨日の38名に対して、111名と急増しています。完治者は順調に増えている状況。

バンコク都+ノンタブリ県を水色、その他の県を赤で示したもので、水色は30名ぐらいでここ3日間均衡を保っている感じです。今日、111名と急増したのは、その他の県での急増です。グラフ一番右に赤い四角があり、「インドネシアから42」と書いてあります。

上の図は、前日からの感染者増加者を示したもので、バンコク都で23名増、サトゥーンで16名、ヤラ―で14名、ソンクラーで10名、パッタニ―で9名となっています。サトゥーン以下に先ほど示した「インドネシアからの42名」が含まれています。


 インドネシアの宗教施設訪問から帰ってきた人たち(76名)が、県ごとに隔離検疫されていて、42名はすべて検疫施設で確認されたので、他への影響はないとのこと、、、水際対策が功を奏した形になっています。


 なお、空路は現時点で封鎖されていますが、羽田空港に取り残されていたタイ人(アメリカ帰りの交換留学生、その他) 32名は、タイに到着後、14日間の隔離に入る見込みだそうです。


 今日の増加者は111名で水際で確認された42名を引くと69名の純増。これは昨日の38名に比べると増えてはいますが、3日前まで続いた100人越えに比べれば確実に少なくなっており、しばらくは増減を繰り返しながらも減少していくと、期待を持てます。


なお、死者は3名増えており、すべて外国人です。これをみて、タイ人が「タイ人は大丈夫だ」と思わなければいいですが。
+ロシア人、男性、48歳、3月末プーケットに滞在し、パタヤの自宅に戻って自宅検疫中に4/5に亡くなった
+インド人、男性、69歳、バンコク在住、糖尿と高血圧の既往症
+アメリカ人、男性、69歳、肝臓に既往症あり


 ちなみに、パタヤ市は毎日、広報資料を改定していて、昨日4/7午後4時の時点での状況として、累計感染者数は23人、治療中22人、死者1名と発表しています。