昨晩の星見
パタヤもだいぶ寒季らしい景色になってきました
昨晩の観望では、Φ72㎜の屈折望遠鏡に機材変更する予定だったため、昨日昼間のうちに、望遠鏡のセッティングを終えました。
ファインダーの芯出しと10㎞先のラン島の風景を見てのピント合わせ。
夕方はいつのように曇り空になり、中天に出ているはずの三日月も見えずという状況でしたが、夜半からの観望チャンスに期待して、三脚を水平に設置して就寝。
午前2時起床。予想通り星空が見えたため、望遠鏡を載せたところから観望開始の予定でしたが、望遠鏡で星を捕らえたのは40分後。
望遠鏡の蓋を取っているのパソコンディスプレーにカノープスの姿が入るはずなのですが、姿を現しません。午前2時に起きているところであり、頭は半分まだ眠っていて、ルーティンで望遠鏡をセットしているだけなので、原因がわかりません、、、
結局、星が見えない理由の一つ、「露出時間が短い」に気が付いたのが30分後。
昼間の景色で望遠鏡を見ているので、1/500程度の露出時間になっていて、星で電視観望する「2秒」とかのレベルではないので、如何に全天で第2位の明るさを誇るカノープスでも画像にならないわけです。
ところが、露光2秒にしても、まだ姿が出て来ません、、、混乱するばかり。
「ああそうだ、ゲイン(ISOに相当するもの、感度)も変えなけりゃ」と。ここまでにさらに10分。
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その後の電視観望もメタメタ。
久しぶりの三脚付き架台だったからか、初期設定で星が入らず、星を手動で視野内に入れてからも、その入れた星の位置は認識できるものの、見たい天体を導入させようとしてもその方向に向きません。
真ん中の星がカノープスで、これでスタックしようとしたもの。
2秒露光ですが、ずい分と星が写っています。
星の周りに黄色い□で囲まれた星が、アライメントに使用している星。
数えると4つほど。アライメントには10-15個の星が必要なんですが、、、
明るい星が少ないからなのか、自動追尾がうまくいっていないために星はあっても移動している星をスタックでアライメントできないのか、よくわからないまま。
朝4時過ぎまで試行錯誤を続け、苦闘の末、終局。
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