プーケット国際空港で密入国の疑いで逮捕されたオランダ人女性は、入国審査官がパスポートにスタンプを押し忘れただけ、何も悪いことはしていないと主張しています。

　オランダ外務省は、この女性がこの件に関してオランダ大使館から支援を受けているとしています。

　女性は 5 日間拘留されたと言い、何も悪いことをしていない彼女にとって悪夢であったとのこと。女性は他の観光客に、パスポートのスタンプを確認するよう警告しています。

　同様のケースが別のオランダ人についても発生して、同様に大使館から支援を受けているようです。この両者については、刑事罰/入国禁止の措置は取られていないようですが、プーケット入国管理局では、2023 年 3 月に計6人の観光客が、刑事罰/国外退去等の措置を受けているとのこと。

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　怖い話です。

　一般の旅行客は飛行機で空港に到着するわけで、出国時に不正入国の疑いをかけられたとして、ちょっとした時間があれば到着便の特定はできるわけで、あとは危険を冒してイミグレを通らずにタイに入国するメリットが、一般の旅行客にあるのか？ということです。

　タイイミグレは「入国スタンプがない」と主張していますが、道端の警官が言うのならまだしも、イミグレであれば、イミグレ係官が入国時にスタンプを押さなかった可能性を調べ、入国時に登録されるパスポート情報や顔写真/指紋などのデータを確認するなり、またCCTVを確認するなりして、この女性が確かにイミグレを通過した証拠はない､､､としたうえで、逮捕なり拘束すべきなんでしょうけど､､､。

　出てくる情報として「スタンプがない」というだけでは、安心してタイに入国できません。

　逮捕された女性がいうように、「入国時に確実にスタンプが押されていることを確認すべき」なんでしょう､､､係官の手元は見えませんが、スタンプを押す音は聞こえますけど、それじゃ不十分なんでしょうね。