タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

Φ203での天体導入

 昨晩は午前1時起床、午前5時撤収、、、寒季明けになったということもありますが、大してよい空でもないのに4時間も頑張ってしまいました。

 これはフォーカスモードでの自動ピント調整状況です。
 プレビューモードで対象になりそうな星を画角中央付近に置きます


 そしてフォーカスモードに移行して、緑色の枠が出てくるので対象の星に枠を被せると、上記写真のような画面が出てきて、上の数字は小さくなる方向に、下の数字は大きくなる方向に自動的に調整されます。


 過去の例だと、上の数字は2点台まで行くこともありましたが、昨晩は天気が悪いせいか6とか7程度で星が点像になりませんでした。

 カノープスでちょうど南中している時間帯です。
 おおよそ、二つのビルの真ん中が真南ということになります。
 毎晩、赤道儀を設置する際に設置方向の目印に使います。

 真ん中に写っているのがNGC 3132、南のリング星雲です。
 前の晩は正方の大きな画角となる星雲用カメラASI533MCPを使いました。
 昨晩は、黄色で区切りましたが、この1個の広さとなる惑星用カメラASI662MCを使用。
 画角が1/8になります


 昨晩はどうやっても、天体の自動導入が出来ませんでした。
 機材は作動し、オートガイダー用のΦ32㎜鏡筒を使用して天体を導入すると問題なく導入できています。
 昨晩はどうやっても星が点像にならず、ピントが甘いので赤道儀が星の位置を計測できなかったから、、、なのか、
 あるいは上記で説明したように画角が狭くなり、参照できる星の数が少なくなって望遠鏡の向いている位置を計算できないためなのか、、、
 後者だと抜本的な機材の見直しが必要になり、気持ちはちょっとブルー。

 こちらはNGC 3132、南のリング星雲、昨晩撮影したものです。
 昨晩の写真は随分と余計な空間が写っていましたが、センサーの小さなカメラを使用したことにより、周辺がカットされかつ大きな画像となっています。
 (画像は3秒一コマなのであくまでも参考画像)


 上記の導入では、
 近くにある「q Velorum」という恒星をまず自動導入します。
 この段階で望遠鏡は近くに向きますが、iPad画面には写りません。
 ただし光学ファインダーの視野には入るので、これを手動でiPad中央に移動させ、シンクロボタンを押し位置を赤道儀に覚え込ませます。
 その後、Goto NGC 3132と指示すると、まあまあの精度でiPad画面に入ってきます。


 しばらくはこんな感じの試行錯誤が続きそうです。