他人事ではない

ネパールで鉄砲水があり、地元住民+外国人観光客が数百人規模で油久へ不明になっているというニュース
現地調査とか衛星写真で鉄砲水の原因が推測されています。
・大規模な土砂崩れがあった
・これが川に流れ込んだ
このまま土石流が川を下った
・土砂崩れは天然の堰止湖に流れ込みこれが決壊した
・天然の堰止湖が地震で崩れた
いろいろな原因が出されています。
実は日本でも起こりうることです。
日本の河川は大陸国の河川に比べて、河川勾配がきついという事実があります。

これは大陸を流れる川と日本の川の勾配を比較したグラフです。
あまり詳しく説明すると問題がありそうなのでぼやかして説明しますが、
①地震が起きて土砂崩れが起きて、これが川をせき止める
,,,日本は地震国ですから、こういう状況は十分にありうるわけです
②堰き止めた土砂で川の水がどんどんと溜まっていき、半年くらいそのままの状態が続く
,,,現在の日本なら国が河川管理者となってこのような危険な状況を放置しません
でも昔,,,例えば戦国時代とか江戸初期だと、山の中で堰止湖ができても、誰もなんとも思わないわけです。
③堰止湖が崩れる
・単純に堰き止めた土手を川の水が乗り越えるなどして崩れる
・余震があって土手が崩れる
・堰止湖上流側で土砂崩れがあり、土砂が堰止湖の中に流れ込んで、
大波が生じて土手を破壊する
などということが、あるわけです。
④今回のような鉄砲水、土石流が発生する
下流に住む人たちにとって、雨が降ったから洪水になるというような明確な因果関係がないわけです。
それよりもきつい河川勾配で大量の土砂と水が流れ下るので、ゴーっと音が聞こえた時にはもう逃げる時間は残されていません。
滅多にあることではないので、避難するるという行動に繋がりません。
実はこういう歴史って、歴史書に残りません。
1夜で消えてしまった城とか集落というものが伝承でしか伝わっていないということがあります。
地震国であり、傾斜が急で、山が若い(氷河などで削られていない)日本という国では、考えておかなければならない災害です。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。