タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行10 チェンマイ/ラムプーン/ランパーン⑫

 格式ある寺院としては、ワットチェディルアン(王国の仏塔寺院)とワットチェットヨート(七つの尖塔寺院)は傑出していました。
 9時にバイクを借り、2時半に返し、近くの料理屋で遅い昼食。時間的にビール×なので、陶器製のカップに注いでもらって2杯飲みましたが、最後精算する際、350ml缶相当が150B(530円)でがっくり。フットマッサーで爆睡し、バスで空港へ。

 Air Asia便、飛行時間1時間25分のところ1時間でウタパオ-パタヤ空港着。ミニバン30分でパタヤ。往路と違って復路は楽チンでした。

七つの尖塔を持つという名の寺院。段の上段部下面が水にぬれて苔が生えていますが、ここから滴り落ちる水で漆喰の仏様が傷んでいます。
規模的に大きめですし、同じような仏塔は他にないので見ごたえがありました。

文化財の保存を考えると、水はけくらいは改善してもらいたいです。
 例えば奈良の大仏は天平時代のものは台座くらいで、実際は江戸時代の再建なんですよね、、、国宝ですけど。
 作り直せとは言わないですけど、長持ちする手立てを考えてほしいものです

樹木に対する信仰は、日本同様にあります。
枝を支える材料もタンブンで、出資者の名前入り。

見ずらいですが、山鳩が入ってます。タンブン、放鳥用です。野鳥が狭い籠に入れられているわけで、日本だと違法ですし、見ていてかわいそうです、、といって、お金を払って放鳥すれば、こういった悪習が絶えることはないでしょうし。

ワットチェディルアン。仏塔の塔頂部は一部崩壊しています。四角形の台座で、4面に階段らしきもの(実際の昇れるのは仏殿に面した1面のみ)があり、中段には漆喰の象(ほぼ実寸大?)が配されています。他に類例がなく、巨大で、残存部分の漆喰装飾は見事で、見ごたえがある仏塔です。
 写真には写っていませんが、壁の一部に創建当初の銅板が残存しているところがあり、昔は金属で覆われていたようです、、、誰かが剥がして売っちゃったのでしょうか?

象アップ写真。これもオリジナルかどうかは不明。

象のあったあたりのレンガがちょっと盛り上がった状態で残っているところもあり、これだけちゃんと残るかな?というのは疑問ですけど、仮に再現されたものであっても、往時をしのばせるという意味ではあってもいいのかなと思います。

単純に、いい写真

ナーガ(大蛇)、4面に4つの階段があって、その一番下にナーガが両脇に構えています。オリジナルかどうかは不明です。

多分、補修されていない、創建のままのナーガ神。前写真のナーガ神は、これをみると補修されているのかなとは思います。
後世に残すということを考えた時、このままでいいのか、創建当初の姿に戻すのか、いろいろと議論はあるとは思います。

料理3品とカップ入りビール2杯。ビールが2杯で300B、料理とごはんで170B。

ちなみに、ビールが最初に来ましたが、これで500円超えはちょっと何でもボリ過ぎ。まあ、料理の値段は見ますが、飲み物の値段まで見なかったのが敗因ですけど。

昼食場所から随分と歩いてしまいましたが、空港へ公共バスで。

チェンマイ→ウタパオ空港はエアアジア便を利用しました。平日ですし、ガラガラだと思って搭乗しましたが、ほぼ満席でした。たとえて言えば青森名古屋便が満席だということで、どういった移動理由なのか、よくわかりません

ウタパオ空港。もとは海軍の飛行場、その昔はここからベトナムへ米軍が補給していました。2008年にスワンナプーム空港が民主勢力に占領されたとき、今の香港と同じ状態のとき、この空港が代替えとなりました。中国便が多く、ほとんどがチャーターバス利用の団体客なので、個人客の空港へのまた空港からの足が貧弱なのが課題といえば課題。