タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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プーケット、感染者21名、急増

以下の記事まとめましたが、タイで最もひどいと思われる地区でも、日本の数字と比べてみると、おとなし目の数字に収まっています。


 プーケットでは、「予防的検出」ということで、ハイリスクな地域からハイリスクにさらされている人々を抽出して予防的検出を行い、感染者を発見しているとのこと。「予防的検出」は総計2425人に対して行い、下記21名のうち19名がこれにより発見されました。概略、100人を検査して、1名見つけるという感じです。


 人から人に伝染するものなので、  
 ・同居人
 ・濃厚接触者
 ・同じ職場の人間
 などに注目して、検査対象者を抽出したようです。
 下記のエンタテイメントスタッフは、英語をそのままカタカナ表記にしただけで、女性の場合ならバービア嬢、男性なら男性向けホストということになると思います。


 以下は、患者の概要ですが、全員タイ人です。
141 23歳タイ人男性,無職、104番と濃厚接触
142 19歳タイ人女性,119番と同居
143 6歳タイ人女児,小学生、117番と同居
144 40歳タイ人男性,ホテル従業員、117番と同居
145 50歳タイ人女性,メイド、119番と濃厚接触
146 35歳タイ人女性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ
147 23歳タイ人女性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ、146番と同一職場
148 32歳タイ人男性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ、73番と同一職場
149 39歳タイ人女性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ、148と同一職場
150 27歳タイ人女性,パトンのホテル受付、113、135番と同一職場
151 28歳タイ人女性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ、148番と同一職場
152 30歳タイ人男性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ、148番と同一職場
153 44歳タイ人女性,131番と濃厚接触、マッサージ師
154 30歳タイ人女性,マッサージ師、153番と同一職場、131番と濃厚接触
155 35歳タイ人男性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ、148番の同居人と同一職場
156 29歳タイ人男性,Patongの洋服店のデザイナー
157 40歳タイ人女性,同じ店でマッサージをしている女性が131番目の患者
158 39歳タイ人男性,Soi Banglaのエンタテイメントスタッフ
159 23歳タイ人男性,Bang Taoのレストランシェフ.
160 43歳タイ人女性,Soi Banglaにてメイド、パトン在住の外国人と同居
161 30歳タイ人女性, Bang Taoにて食料品の卸売り


 今、日本だと、一人感染者が出ると濃厚接触者は「自宅待機」になるのでしょうか?
 タイでも基本は、自宅待機です。


 プーケットのように、予防的検出で無症状かつ感染初期段階の人まで検査する手法は、タイでも特殊な例です。これができたのは、
①ハイリスクエリアが特定可能であった。
②検査実施の判断をしたとき、まだそのエリアに対象者がいた。
からだと思います。


 パタヤを例にとれば、パタヤも同じように感染が拡大した時期があったのだと思われますが、パタヤはプーケットよりごくわずかに早く、娯楽施設が閉鎖され、下記に示すようなタイ人濃厚接触者やハイリスク外国人たちは、速やかに帰省するか他の地(例えばプーケット)に移ってしまい、検査しようにも対象者がいなくなってしまった、という感じです。


 残ったのは年寄りファランだけで、彼らは事前検査されることもなく、発症に至り、重症化しているということだと思います。